まちの浸水対策工事を見学してきました♪
11月の最終日はわが豊中市の第5回上下水道モニター会議でした。
●上下水道モニター制度とは?
豊中市では、お客さまである市民の声を経営に反映させるとともに、1人でも多くの方に事業内容をご理解いただけるよう、平成17年度からモニター制度を導入しています。
モニターの方と職員が直接意見交換するモニター会議をはじめ、施設見学や広報誌に関するアンケートなどの活動を行っています。
年に一度、広報とよなかやホームページにて、モニターを募集しています。任期は1年です。
●これまでの会議
2024年05月22日 上下水道モニターに選ばれました♪
2024年06月15日 まちの浄水場を見学してきました♪
2024年09月21日 災害用給水タンクを組み立てました♪
2024年11月06日 まちの下水処理場を見学してきました♪
1. 今回は上下水道局に集合でした。
2. 今回の内容です。
2. 今回の内容です。
3. 豊中市も20年ぶりに水道料金を値上げすることになりました。理由は水道使用量が減ったことによる収入の低下が一番にあるようです。近年、ミネラルウオーターを買う人が増えたそうです。
4. 続いて浸水対策工事の説明です。豊中市でも平成18年に大雨で広範囲で洪水がありました。
5. そこで大雨で洪水が起きないように、下水道管の下に大きな貯水管を設置し、大雨の時はそこに雨水を貯めて川に流さないようにします。
6. 工事の範囲はこんな感じです。赤い第1期工事(直径2m)が今回完成したところで、今後青い線の第2期工事(直径3m)を行なう予定です。
今回は赤と青の合わさる地点を見学します。
7. 右のバスで現地に到着です。現場は豊中稲荷神社の横のため池を埋めて場所をつくったそうです。白い覆いは防音対策だそうです。
8. 工事を担当されたゼネコンの職員さんから工事の内容について説明をしてもらいます。
9. 工事はトンネルや地下鉄工事でよく知られる「シールド工法」で行われました。
詳しくはhttps://www.city.toyonaka.osaka.jp/jogesuido/jigyoannai/gesuido/torikumi/sinmenkansen_1.html にもっと細かく説明されています。
10. こういう巨大な筒が穴を掘りながら進んでいくのです。
11. 工事を見学する前にヘルメットと軍手を装着します。
12. ショベルカーの前にあるのが掘った土を入れるところ。工事の立坑はその奥に見えます。
13. 立坑を見下ろしたところ。深さ15m、めっちゃでかい穴です。地下から湧き出る硫化水素で窒息しないようにオレンジの管で空気を送っています。
14. 地下まではこの工事用階段で降りていきます。約ビル5階相当だそうです。
階段の傾斜も強いので、身体の弱い方は地上でビデオで見学します。
15. 荷物を置いて階段を下ります。職員さんからはカメラが壊れないかを心配されましたが、自己責任ということで首に下げて降りました。
16. 無事に地下に降りました。見上げるとこんな感じです。めっちゃ深いです。オレンジの管から空気を送っているのでホコリが舞い上がってます。
17. 貯水管の中に実際に入ることができました。職員さんが先に入って安全を確認してから入っています。直径2mです。
18. 危険があるので入れるギリギリのとこで写真を撮りました。中から温かい空気が出てきてレンズがあっという間に曇りました。写真はレンズを拭いてから撮り直したものです。
19. 地上に上がってきてさらに工事の説明を受けました。第2期工事でも事故がないことを祈ります。
20. パワーショベルの職員さん、ずっと運転席に座っておられるなぁと思ってたら最後に実演がありました。掘った土をダンプカーに載せる作業です。
21. 最後に添加剤の会社の職員さんが土に混ぜる添加剤の説明と実演をしてくれました。シールド機が掘る時、砂だとサラサラしすぎ、粘土だと硬すぎということがあるのだそうです。そこでそれぞれに合った添加剤を混ぜることでシールド機がスムーズに掘り進めることができるのだそうです。
ここで「地中にでかい石とかあったらどうするのですか?」と質問したところ、「事前にボーリング工事などで土の質や石がないかを確認しています」との答えをいただきました。
今回の見学と同様のものは市の広報誌で募集して開催されるようですが、参加60名限定の抽選に2,800名からの応募があったそうです。そういう意味でも市民モニターに選ばれて良かったなぁと思います。
水道モニターの見学事業も今回で最後のようで、年度末までにはアンケートや総括の活動報告や意見交換などが行われるようです。この新免幹線の工事見学がしたくて水道モニターに応募した人もいたようでなかなか貴重な機会に参加できたと思います。
皆さんのまちの浸水対策がどのように行われているか、また一度調べてみてくださいね。
撮影機材
キヤノンEOS R6 MarkⅡ
キヤノンRF14-35mm F4 L IS USM
最後までご覧いただき有難うございます!🌝
関連情報URL : https://www.city.toyonaka.osaka.jp/jogesuido/jigyoannai/gesuido/torikumi/sinmenkansen_1.html