大阪の街角スナップと二つの写真展に学ぶ♪
この日は写真教室の日。少し早めに現地入りして、気になっていた写真展を梯子することにしました。
いつものように堂島アバンザの駐車場にR1を停めます。北新地にも近いこのエリア、アキッパで予約しておくと、高い駐車料金も少し抑えられるので助かります。
目的地は本町の富士フイルムフォトサロン。ここから約2km、大阪の街をスマートフォン(Galaxy S22 Ultra)でスナップしながら歩きます。
道中、渡辺橋と肥後橋の説明碑が目に留まりました。かつて「八百八橋」と謳われた大阪。今はビルの間を縫うように都市高速が走り、まるで現代の巨大な橋が空を覆っているようです。

フェスティバルタワーにはイーストとウエストがあり、私が通う写真教室はウエストに。

中之島緑道を歩くと、右奥に淀屋橋が見えてきます。江戸時代の豪商「淀屋」が私財を投じて架けたこの橋は重要文化財。

淀屋橋からフェスティバルタワー方面を振り返ります。重要文化財の淀屋橋だけあって灯りも昭和初期の古き趣があります。

御堂筋を本町へ向かいます。心斎橋付近は側道がなくなりましたが、淀屋橋周辺はまだ昔ながらの道幅が残っていますね。

一本中へ入れば、そこは「丼池(どぶいけ)通り」。 実は私の先祖は代々、ここで繊維問屋を営んでいました。この道を歩くと、どこか懐かしく、背筋が伸びるような思いがします。

目指す富士フイルムフォトサロンはこちらのメットライフ本町スクエアビルの中にあります。このビルはかっての丸紅の会社創業以来本社・本店所在地でした。

フォトサロンでは3つの写真展が開催されていましたが、開催DMを送っていただいていたのは「風景写真Xtension展」です。

「風景写真Xtension展」では、アマチュア風景写真家より、富士フイルムGFX・Xシリーズで撮影した作品を募集、厳正な審査により選ばれた35点(35人)と招待作家による同じくGFX・Xシリーズで日本の風景を捉えた作品15点(15名)の計50点が展示されています。

風景写真祭2026 「風景写真 Xtension展」で厳正な審査により選ばれた公募選出作品35点(35人)をご覧いただけます。力作ぞろいです。
https://sp-jp.fujifilm.com/fukei-shashin/x/gallery.html
好きな写真家の佐藤尚さんの作品が見つけられなかったので、係の方に尋ねたところ話があれこれと盛り上がってしまい、その方と共通の知人がいることまでわかりました。写真の世界は狭いですね。なんだかんだで30分くらいは在廊してました。

帰りは違う道を通ります。この赤レンガの建物は、大阪・北浜にある高麗橋ビルです。東京駅などを手掛けた建築家、辰野金吾氏によって設計され、1912年(明治45年)に竣工した歴史的建造物です。現在はフレンチレストランになってるみたいです。

1930年(昭和5年)に開業した歴史ある理髪店で、三休橋筋沿いに残る数少ない昭和初期の長屋の一つ。「一見さんはお断り」すべて紹介客という方針で常連客は、人間国宝の方々をはじめ、船場界隈の経営者、名だたる企業トップの方々だそう。

淀屋橋に戻ってきたら明かりが灯っていました。この日は夕日にはならなかったです。ここは個人的には夕日の名所なんですけどね。

ビル群の中を抜ける都市高速は大阪の名物ですね。左側に写るレトロな建物は三井住友銀行大阪本店ビル。1926年(大正15年)建造です。橋の向こうにそびえるのは大同生命大阪本社ビル。NHK朝ドラ「あさが来た」のモデルの江戸時代の大坂の豪商・加島屋がルーツです。

中之島のフェスティバルタワーウエスト1階のキヤノンフォトハウス大阪に到着です。教室の前にはいつもここでカメラを触ったりキヤノンギャラリーを覗いたりしています。
富士フイルムフォトサロンとの往復約4km、1時間テクテク久しぶりに歩きました。

キヤノンギャラリーでは、「令和7年度 大阪芸術大学写真学科 卒業制作選抜展」が開催されていました。以前この卒制に出すというある芸大生の写真を見せてもらったことがあるのですが、私には理解できませんでした。今回の優秀とされた作品も何がどう良いという基準が難しいですね。大学の写真学科の写真よりより、私には写真甲子園の高校生の写真部の写真のほうがわかりやすいですね。

フォトハウスの閉館の18時が近づくと教室に向かいます。この3連のエスカレーター3階まで一気に登るのですが、見た目がおしゃれでちょっとフォトジェニックです。

しばらく写真展から遠ざかっていましたが、久しぶりに素敵な作品群に触れ、大きな刺激を受けました。
ネットや動画で手軽に学べる時代ですが、やはり写真は大きくプリントされた実物をじっくり見ないと、本当の良さは分かりません。4キロの道中を撮り、質の高い表現に触れる。この「歩き、観て、学ぶ」プロセスが、自分の撮る写真にもきっといい影響を与えてくれると信じています。
撮影機材:
Galaxy S22 Ultra(スマートフォン)
最後までご覧いただき有難うございます!☺️