写真部

FLAT4
2025/12/27 14:48

都市スナップ。幾何学な街で見つけた光✨️

大阪ビジネスパークに行ってきました♪
大阪ビジネスパークは、大阪府大阪市中央区城見にある、超高層ビル群と都市公園で構成された再開発地域です。略称はOBPです。
読売テレビ、住友生命、KDDI、東京海上日動火災、富士通、日本電気など大手企業がオフィスを構える大阪の新都心。26haの敷地にはTWIN21、IMP(インターナショナル・マーケット・プレース)などオフィスビルをはじめ、西日本最大規模をもつ大阪城ホール、クラシック音楽専用の「いずみホール」、など文化を創造するイベント関連施設、そしてショッピングやスポーツ施設、ホテルなども集中しています。

 

1. 『水の都のモダニズム』
無機質な高層ビル群と、ゆったりと流れる川の対比を描くこと。青空を広く取り入れることで、都会特有の「圧迫感」ではなく、計画都市としての「整然とした美しさ」と「心地よさ」を表現しています。

 

 

2. 『波紋のグラフィズム』
船のエンジンと、複雑にゆらめく水面のパターン。あえて全体を映さず切り取ることで、幾何学模様のようなアート性を狙います。

 

3. 『ガラス越しの時代交差点』
現代的なビルのグリッドに、大阪城の天守閣が映り込む「新旧の対比」を強調。都会の無機質さの中に、歴史が息づいている瞬間を切り取ります。

 

4. 『銅像たちの記録係』
被写体のコナン像を撮る人をさらに撮ることで、街の日常にある「観光」や「趣味」の空気感を客観的に描写します。

 

5. 『都会の守護者』
街灯に止まるカラスのシルエット。前ボケの枝がフレーミング効果を生み、都会の真ん中にふと現れる「静寂と孤独」をドラマチックに演出します。

 

6. 『オレンジの鼓動』
鮮やかなウェアのランナーを主役に。背景の秋の色づきとウェアの色をリンクさせ、健康的な都市生活の躍動感を伝えます。

 

7. 『木立を抜ける色彩』
並木越しに走るラッピング電車。手前の静止した樹木と、背景の流れる色彩のコントラストで、街の奥行きを表現します。

 

8. 『並行する日常』
白い車の流し撮り。都会を駆け抜けるスピード感を表現し、ビジネス街の「止まらない時間」を視覚化します。

 

9. 『二人だけの速度』
二人で走る姿を捉えることで、無機質なビル群の前に「パーソナルな物語」を浮き彫りにさせます。

 

10. 『秋を跳ねる』
重厚なメタセコイアの並木道という「静」の世界で、一瞬の跳躍という「動」を突き刺すようなコントラスト。日常の風景が、人のアクション一つで非日常(アート)に変わる面白さを表現します。連写して跳んでる瞬間を選びました。

 

11. 『摩天楼と秋の筆跡』
シャープなビルのエッジと、燃えるようなメタセコイアの対比。青空を背景にすることで、都市の色彩がいかに豊かであるかを示します。

 

12. 『歪みの摩天楼』
隣のビルに映り、波打つように歪んだビルの姿。都市の強固な構造物が、一瞬「柔らかそう」に見える錯覚を楽しみます。

 

13. 『空を纏うタワー』
ビルのガラス面に映り込んだ空と雲が、実像の空と一体化している様子を捉えます。幾何学的なグリッドの中に柔らかな雲が閉じ込められたようなリフレクションを主役にすることで、巨大建築がまるで「空の一部」になったかのような不思議な一体感を表現します。

 

14. 『ゲートウェイ・トゥ・ザ・スカイ』
左右にそびえるツインタワーを巨大な「門」に見立て、その中心を射抜くように飛ぶ飛行機を配置。都市の象徴的な構造が生み出したわずかな隙間が、空へと続く特別な滑走路に見えるような、ドラマチックで秩序ある美しさを狙います。
飛行機が来るのを待って連写してこちらの1枚を選びました。

 

15. 『都市を彩る赤』
赤いスポーツカーと色づく街路樹。人工物と自然の「赤」をシンクロさせ、画面全体に華やかさを与えます。

 

16. 『紺碧を切り取るフレーム』
ビルの鏡面を利用し、地上から空を見上げる視点を反転。どこまでが建物でどこからが空か分からなくなるような没入感を狙います。

 

17. 『モノクローム・ダイアローグ』
ツインタワーの「白」と「黒」が、深い青空を背景にはっきりと分かれているコントラストを強調します。同じ形状でありながら光と影、あるいは外装の違いによって生まれる「明と暗の対話」を切り取ることで、都市建築の持つリズム感と、グラフィックデザインのような潔い美しさを表現します。

 

18. 『アスファルトの星座』
地面に散った紅葉。上ばかり見がちな都会の散策で、ふと足元にある「季節の落とし物」を慈しむ視点です。

 

19. 『光を宿す壁面』
黒いビルの一部に太陽光が反射。巨大なモノリスが自ら発光しているかのような、SFチックな力強さを表現します。

 

20. 『摩天楼の向こう側』
ビルの端をかすめるように飛ぶ機体。ビルが巨大な「定規」のように機能し、空の広大さをより際立たせます。

 

21. 『光の粒、水の記憶』
逆光に輝く水面のキラキラを強調。都会の川も、光の加減ひとつでこれほど宝石のように美しくなることを伝えます。

 

22. 『水面の宝石と、秋のかけら』
水面のキラキラとした玉ボケを背景に、わずかに残った赤い葉を強調することで、冷たい印象の都市の中にある「生命力」や「季節の移ろい」を表現すること。寒色系のトーンに赤が一点差すことで、視線を強く誘導する構成を狙っています。

 

23. 『高架下の疾走』
静止した建築物を背景に、行き交う人々を動体として捉えることで、都市の「鼓動」を表現すること。特に手前の人物の走るフォームが、ビジネス街特有の「時間の流れの速さ」を象徴する暗喩として機能しています。

 

どんよりとした曇り空から始まった撮影でしたが、雲が切れて晴れ間が見え始めると、街の表情は一変しました。

冷え込みの厳しい一日でしたが、光が差し込むたびにビルの幾何学模様が際立ち、水面のリフレクションが輝き出す様子に、寒さも忘れてシャッターを切り続けていました。

都市の硬質な美しさと、そこに宿る柔らかな光を再発見できた、とても楽しい撮影となりました。冬のOBPは、空気の透明感があっておすすめです。

撮影機材:
カメラ:EOS R6 MarkⅡ
レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM
フイルター:マルミEXUS C-PLフイルター
C-PLフィルターがあったからこそ、ビルの映り込みや水面の反射をコントロールできました

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
皆さんはどの写真がお気に入りでしたか?
 

関連情報URL : https://osaka-info.jp/spot/obp-osaka-business-park/

 

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3 件の返信 (新着順)
わたお
2025/12/28 23:12

こんばんは
私の職場でもあるOBPを紹介していただき、ありがとうございます😌
初っ端の写真にも職場のビルが写ってます。
川を挟んで、日常と非日常が入り混じるOBPは狭いですが、面白い所です。
平日の夜は大阪城からの夜景も綺麗です。
どの写真も素敵ですが、10、11、14、15、22が見慣れた風景に別の視点を与えてくれる感じで好きですね。


FLAT4
2025/12/28 23:38

わたおさん、こんばんは!
OBPでお勤めなんですね。梅田や難波とは違った洗練されたビル群はオシャレで素敵です✨

ネットでOBPの画像検索をしてみたら、川に挟まれたビル群やビル群の中を駆け抜けていく車の光跡などの写真が、販売されてました。私も真似して撮ってみたいなと思いました📸

10、11、14、15、22、たくさん有り難うございます!地元の方に評価いただくのはうれしいです!
コメント有り難うございます!😊。

Ben_Steiner
2025/12/28 00:08

こんばんは!
2,5,14,16が特に好きですー!


FLAT4
2025/12/28 00:19

Benさん、こんばんは!
たくさんピックアップいただき有り難うございます!励みになります!
コメント有り難うございます

hana☆
2025/12/27 21:07

FLAT4さん、とても懐かしい場所のお写真を観せてくださってありがとうございます😊
出張で行ってて、あの頃のことを思い出しました✨
高層ビルが並んでいても都会っぽい圧迫感を感じない、いい場所ですよね。


FLAT4
2025/12/27 21:22

hana☆さん、こんばんは!
懐かしいってことは来られてたのは相当前ですかね~👍。

最初は松下電器がツイン21を建てたんですけど、その頃はバブルでおしゃれなお店があって、私もよくデートで訪れてました。

大阪城公園の自然があるからか都会的なとこなのにどこか自然を感じるとこですね。

コメント有り難うございます!😊