旅行部

Turbow_BT5
2025/09/02 21:33

久しぶりの毛無峠

前回BS9で訪れたのが2020年、およそ5年振りです。
看板が新しくなっていました。
 

掛け替えは今春だと聞いていたので、あえてウェザリング(←模型用語)を施しているのでしょうか?

気温は車のOUT Tmpは19℃を指していますが、風が強く体感はもっと低く感じました。

鉄塔を超えて毛無山まで登ります。アイキャッチ画像は、かつて群馬県側にあった小串鉱山から長野県側へ硫黄を運んだ索道(吊り下げ式トロッコ)の鉄塔です。

写真中央、下った先が鉱山跡で、土砂崩れの土が広がっております。

登りから下りへと峠を越える場所なのでここだけ複数集中しているものと思われます。明らかに日本の発展に寄与したことと思います。

写真は万座しぜん情報館の展示絵画より
一時は数千人、学校や診療所、娯楽施設もあって一つの街を形成していました。多くの犠牲者が出た悲しい遺跡で、人気TVドラマのタイトルになぞらえると「群馬に眠るダイヤモンド」といったところでしょうか…その作品と被りました。

鉄塔は朽ち、錆だらけになってもその原形を保っていることに驚きです。 

風の通り道で、鉄骨には環境的に厳しいと思われ、いずれ穴が開いて折れてしまうのでしょう。

帰りに旧表万座スキー場への分岐近くの嬬恋牧場、愛妻の鐘に寄りました。 

ここから遠めに破風岳(左端)、毛無山(右端)を望むことができます。
晴れていたので、肉眼でも鉄塔を確認できるのは驚きでした~。

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1 件の返信 (新着順)
はずれメタル
2025/09/07 08:26

鉄塔にいい雰囲気の哀愁を感じますね(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)
硫黄が付着して錆びたのか、はたまた使われなくなった後の雨風で錆びたのか、
turbowさんのアップした画像か妄想してみると、いろいろ考え深いですね〜(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)


Turbow_BT5
2025/09/07 19:52

はずれメタルさん、コメントありがとうございます。
この鉄塔の近くにも倒れた鉄塔があってリベットやボルトが外れて倒れたようなものもありました。
今回訪れて、大正、戦中、戦後の発展にかけての資源の調達はこのように行われたのかを思うと感慨深かったです。