【検証】PLフィルターの寿命、衝撃の差。新旧2枚を徹底比較!
ミラーレス一眼カメラに使っているレンズのC-PLフイルターが買ってから約9年半経ったので新しいものに買い替えました。
C-PLフィルター(円偏光フィルター)は、光の反射をコントロールして、写真の色彩を鮮やかにしたり、反射を取り除いたりするためのレンズアクセサリーです。
このフイルターには構造上寿命があります。フィルターの間に挟まれている「偏光膜」という有機素材のフィルムが、熱や紫外線によって劣化するためです。 一般的には7〜8年が買い替えの目安とされているそうです。
先生に相談したところ、やはり買い替えをおすすめされたので買い替えを決意したというわけです。このC-PLフイルターなるものけっこうレンズ・アクセサリーの割には高価で私がメインで使っている77mm径のものは1枚20,000~25,000円します。私の場合、標準レンズと望遠レンズ両方同時に着けるので2枚必要となります。そこは大阪人ですのでメーカーアウトレット品をさらに15%引きクーポンと貯まってるポイントを利用して約半額で購入しました。
選んだのはTOP画像のマルミ光機の「EXUS C-P.L MarkⅡ」となります。何故マルミを私が選ぶかというと昔からキヤノンレンズのキャップとの相性がいいこと。(今は某社も改善されてるようですが)あと強力な「帯電防止コーティング採用」で静電気による微細なチリ・ホコリが付きにくいという特徴があるからです。
今回はC-PLフイルターの効果を検証してみました。
比較を同一にするため、この状態で露出を固定します。
SS 1/60 F11 ISO50
SS 1/500 F2.8 ISO100
SS 1/250 F2.8 ISO100
今回、約9年半ぶりにC-PLフィルターを新調しましたが、想像以上に「進化」と「劣化」の差がはっきりと出る結果となりました。
「色被り」と「透明感」の差は歴然 古いフィルターでは雲が赤っぽく転んだり、白い紙の上で見ると透過率が落ちて斑(むら)が出ていました。有機素材である偏光膜の劣化は、目に見えないところで着実に進んでいたようです。
新品(EXUS MarkⅡ)は、最弱状態での露出低下が非常に少なく、ファインダー越しでも景色が明るく見えます。高透過偏光膜の恩恵で、シャッタースピードを稼げるのは大きなメリットだと感じました。
反射除去能力とヌケの良さ 水面や葉っぱの反射除去はもちろん、空の青さの「濁りのなさ」が最新モデルの強み。帯電防止コーティングのおかげで、撮影中のメンテナンスによるストレスも減りそうです。
「まだ使える」と思っていても、実は本来のレンズ性能をスポイルしているかもしれないPLフィルター。7〜8年使っている方は、一度白い紙の上に乗せてチェックしてみることをおすすめします。
新しくなったフィルターで、これからの撮影シーズンもより鮮やかな景色を切り取っていきたいと思います!
撮影機材:
カメラ:キヤノンEOS R6 MarkⅡ
レンズ:キヤノンRF70-200mm F2.8 L IS USM
16.17.のみGalaxy S22 Ultra
最後までご覧いただき有難うございました!☺️
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投稿を表示C-PLフィルターは高いですよね😱
私はOLYMPUS(OM SYSTEM)に変えてからは最大でもφ72と少し小さくなりましたが、価格にめげてなかなか更新できません。新規購入しても旧製品も未だに使ってます😅
薄型は何度かキツく装着してしまって、手で取り外すのに苦労して以来、フィルター外しを一緒に持って行くようになりましたが、その後は何故かまだ使う機会が無くて不思議です😌