星空部

冬の星空探検・すばるや冬のダイヤモンドが輝きます💎

冬がやってきました⛄寒いですね。ですが冬の方が空気が乾燥して澄んでおり、星空観測には絶好の季節です🌟それでは、私なりの冬の星空探検をしてみましょう🔭今回は少し深い深宇宙の世界を楽しく紹介したいと思います。月日は、2026年1月1日夜8時を想定して紹介します。シミュレーションにはStellariumというソフトを使っています。まずはその日の夜空を紹介です👇

オリオン座等が東の空から登ってきており、南にはアンドロメダ座、西には秋の星座ペガスス座が見えます。東よりの冬の星座に着目してみます👇

こんなにたくさんの星を見ることができます。線を引くと冬のダイヤモンドになります💎赤色吹き出しの星は肉眼でも十分に観測できる星たちです。その中に、カストルとポルックスというふたご座の星があります。別名銀ぼし金ぼしと言われ、色の違いを確認することができます。紫色吹き出しの星は、少し暗めですがよく確認すればその姿を確認することができます。オリオン座の三ッ星などは特徴的でわかりやすいはずです。それでは、すばるに注目してみましょう👇

上はおうし座にあるアルデバランという星で、色は赤色です。赤星とも呼ばれています。その上部にモヤモヤとした星がありそれがプレアデス星団・・・そうです。すばるです。ここを少し拡大して見てみましょう👇

左下に赤星のアルデバラン、上にプレアデス星団(すばる)があります。この左下にあるアルデバランは、Y字の星団にあり、別名ヒアデス星団と呼ばれています。このヒアデス星団は、鐘の形状をしていることから、鐘星や釣鐘星と呼ばれております。そして、赤星のアルデバランは、すばるよりも後から登ってくることから、アルデバランは、すばるの尾の星と呼ばれています。それではすばるを見てみましょう👇

10/14に撮影したすばるです。左の二つの星は、上は母プレイオネ、下は父アトラスと呼びます。正面には、アルシオーネという星で、その右下はメローペと呼ばれ、プレアデス7姉妹の一部です。このメローペには散光星雲がありメローペ星雲と呼ばれ、よく見ていると雲のようなもので覆われている姿が見えます。また、アルシオーネは、ひときわ明るい星であることから車名アルシオーネの由来はフラグシップなモデルとして名づけられたと考えられます。この画像には写っていませんが、7姉妹でアステローペという星もあり、昔富士重工が企画したボルボ製アステローペというバスもありました。今度はオリオン座を中心に見てみましょう👇

オリオン座は星空の中でも有名な星でオリオンという狩人がモチーフになっています。その腰にあたる部分は、左からアルニタク、アルニラム、ミンタカという三ッ星があります。このアルニタクを中心に拡大してみましょう👇

アルニタク、アルニラムを拡大しました。三ッ星の下にはオリオン大星雲が見えます。とても大きく大変分かりやすいです。望遠鏡で見ると白い雲のように見えます。アルニタクを拡大する前に、オリオン大星雲を見てみましょう👇

今年11/27に撮影したオリオン大星雲です。撮影すると星雲の赤色が浮かびあがってきます。中心がトラペジウムという星で、非常に明るいです。トラペジウムは若く明るい星の集まりで、盛んに新しい星たちが生まれています。そこから赤と青のもやもやが羽のように流れていきます。非常にキレイですね。今度は、先ほどのアルニタク周辺を拡大してみましょう👇

三ッ星の左側のアルニタクには馬頭星雲や燃える木星雲があります。言葉だけでどんな星雲か気になりますよね。さっそく馬頭星雲から見てみましょう👇

この写真は、12/1に撮影した馬頭星雲です。赤い散光星雲の中に黒い暗黒な馬の頭の姿が、馬頭星雲と言われています。非常に特徴的な形をしていますね。今度は燃える木星雲を見てみましょう👇

この写真も12/1に撮影した燃える木星雲です。アルニタクの隣にあります。確かに木の幹があり、枝のように別れ赤色がまさに燃える木ですね。火炎星雲とも呼ばれています。最後に、遠くの銀河を紹介したいと思います。今度は、東の空を見てみましょう👇

東の空には、ふたご座よりも北東側にやまねこ座という星座があります。そのおなかの部分に熊手銀河があります。非常に小さいですが、撮影に成功しましたので見てみましょう👇

12/1に撮影した熊手銀河です。中央にポツンとあります。分かりにくいと思いますが、3本の爪のようなモヤモヤしたものがあり、熊の手や足に見えると思います。それが熊手銀河です。形がユニークですよね🐻

いかがだったでしょうか。冬の星座には、ユニークな星雲があり楽しいです⭐ほかにもクリスマスツリー呼ばれる星雲などもあります。また、12月はふたご座流星群もあり見ているだけで流れ星を見ることもできます。寒いですが、少しでも晴れた夜空を見れば、明るい星たちが歓迎してくれますので、皆さんもぜひ、空を見てリフレッシュしていただければと思います⭐

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5 件の返信 (新着順)
WHITEHEAVEN70.
2025/12/03 01:29

🙏🏽🙇🏽‍♂️🧔🏽🙂👍🏽👍🏽👍🏽👍🏽👍🏽👍🏽👍🏽👍🏽👍🏽👍🏽👍🏽

この素晴らしいレポートに心から感謝します!❗🪐❗🌌❗☄


いつもありがとうございます😊はるかかなたからコメント感謝です。

Ayako22
2025/12/02 20:17

ピコいちろう★さん、こんばんは。
相変わらず星の名前が覚えられない
Ayako22です🤣
とっても楽しい星のお話ありがとうございました。
すばるは肉眼でも見れますか?
望遠鏡も何もないですが、見られたら
嬉しいなぁ😆


いつもありがとうございます。こんばんは。良い質問で嬉しい限りです。そういう質問いつも欲してます。もちろん肉眼で見れますよ。ちょうど今の時間の空を添付したのですが、オリオン座があって、その上にアルデバランという星があり、その上の二重丸の部分がすばるです。肉眼ですと、ちょっとボヤっとして、たぶんあれかな??っていう感じです。最近はスマホのカメラの性能が高いので、スマホでナイトモードとかを使うとカメラに写るかもしれません。

Ayako22
2025/12/02 20:59

ありがとうございます😊
見てみます✨やってみます😆

ぜひぜひ⭐夕暮れ直後でしたら、低い高度にすばるがいますので、添付のように車と一緒にすばるが撮れるかもしれません🌟

じょー
2025/12/02 21:19

オリオンが牡牛に立ち向かっていて、七姉妹(すばる)が牛の背中にいますね。牡牛はゼウスの化身ですから、オリオンには勝ち目がありませんが、おおいぬとこいぬを連れて狩りをしているようです。牡牛の角の先にゼウスの子供の双子がいます。冬の星空は賑やかですね。

じょー
2025/12/02 13:21

楽しい冬の星空巡り、ありがとうございます😊オリオン大星雲も撮影したいと思います。若い星たちもあれば、ベテルゲウスは、まだ存在しているのでしょうか?私はもう寿命が終わって過去の姿を観ているような気がします。今年のふたご座流星群は条件が良さそうです。1時間に50個も観られるとか、ほんとかな🌟


いつもありがとうございます。オリオン大星雲明るいので、撮影に60分いらないかもしれません⭐ベテルギウスはもう消えているかもしれませんね。確か600光年くらいでしたので600年くらいたたないと判明できないんでしょうか。。馬頭星雲がどうしても人工衛星の軌跡とカブってしまいますので、再度チャレンジしたいと思っています。

hana☆
2025/12/02 12:54

冬の星空になりましたね🌌
空気が澄んできたのと、流星群が次々と天体ショーを繰り広げてくれているおかげで、毎晩のように流れ星を見ることができます🌠
すぐに見つけられるのは、オリオン座ですが、とても分かりやすく解説してくださっているので勉強になります✨
ありがとうございます😊


いつもありがとうございます。オリオン座すぐ見つけられるのであれば、ふたご座やおおいぬ座もきっと見つけられちゃいます🌟流れ星見えますかねー。木曜からぐっと冷え込むようで、用心しています。

FLAT4.T
2025/12/02 12:49

勉強になりました
ありがとうございます🙏


いつもありがとうございます。私も撮影した写真を振り返りながら、星の位置など勉強していました⭐
少しスバ学っぽさが出たらいいなと思っています🌟