今日はミニシアターの雄であるポレポレ東中野にて、
ドキュメンタリー映画『その鼓動に耳をあてよ』の初回上映を
観に行きました。
何を隠そう、
今作の制作者である東海テレビさんのドキュメンタリーのファンをやってまして、
2017年公開の『人生フルーツ』をきっかけに
東海テレビさんの作品を劇場で欠かさず鑑賞しています。
今回は”断らない医療”をモットーに
年間1万台の救急車を受け入れている
名古屋掖済会病院の救命医療センター(ER)にカメラを入れた作品で、
ERのリアルの姿がこれでもかってくらい描かれていました。
高齢者問題、医療費未払い、クレーマー、コロナ、満床etc...。
長時間労働と完全休日の少ない中でも、
それでも辞めない医師たちの姿と言葉から、
働くこととは、社会貢献とはと、随分色んなことを考えさせられました。
「こんなこと」と思う仕事でも、
誰かを助ける、という使命を持って患者を診る姿には、
普段忘れがちな仕事の本質を思い出させてくれます。
私も月曜からまた仕事がんばろう。
そんな気持ちになりました。
最近、仕事のモチベーションが下がってきて、
いよいよ毎日また同じ繰り返しになるんじゃないかと
悩むことが多くなっていたんですが、
自分の仕事が誰のためにあるのか、
映画を観たのをきっかけに振り返りました。
私は医療関係ではありませんが、
公益性の高い事業の団体職員をやっている関係で、
事業を社会に何を貢献するかが
結構ハッキリとした形で見える仕事をやっていたりします。
たとえ日の当たらない仕事だとしても、
自分の行いが誰かの未来を切り開くものだとしたら、
諦めてはいけないですもんね。
前作の『チョコレートな人々』は4回、
『人生フルーツ』は10数回劇場で鑑賞してます。
(その他の作品も色々観てますw)
今作も良作だったので、
さあ何回観に行こうかな(笑)
こんな風に何度も劇場に足を運びたくなる作品を作る彼らを
素直に応援したくなるのです。