スバ学<SUBARU公式ファンコミュニティサイト>

フリートーク

2024/03/31 13:58

車買いたい人への独り言。(現金で買える方はスルーしてね)

世の中の人のほとんどの人はお金を借りることに関して素人。
それはそういう教育を受けさせてもらっていないのにメディアに翻弄されお金を借りる手段を検討する。

お金を借りるということは「利息を払い元金を返済する」ということ。

では金利の種類は?と問われて正確に答えられる人はどのくらいいるのだろう?

ディーラーでの車ローンはほとんどがアドオン、金融機関では元利均等、元金均等、カードローン。

同じ2%という金利表示でも最後まで払う総額はかなり違う。

元金100万円 金利2% 期間5年 で比べよう

アドオン:金利支払い 100,000円 元金1,000,000 合計 1,100,000円

元利均等:金利支払い 51,620円 元金1,000,000円 合計 1,051,620円

元金均等 :金利支払い 50,833円 元金1,000,000円 合計1,050,833円

あとリボ払いがありますがこれは使い方が違うので説明はしません。

銀行から借りるメリットは金利だけでなく車の所有権にもかかわる。自分名義でいつ売却しても清算は不要、ただし買い替えの時のダブルローンなんて本末転倒です。

普通の人が銀行金利で悩むのが変動か固定金利。

これをきちんと理解することは難しい。個人的見解でいうと変動金利一択。
固定悩む人は固定金利で趣味レーションして変動金利との差額をストックし変動で借りるリスクヘッジが多少できる。

ただし銀行で元利均等返済で借りたら途中で繰り上げ返済はもったいない。(元金均等返済は問題ない。)

それは毎月返済額が一定であるが元金と利息の割合が最初は利息が多いから。

ある意味最後まで払う前提で最初は利息が多い割合という仕組み。
(これは銀行で借りる住宅ローン他にも言えること)

ディーラーローンのアドオンは繰り上げ返済ありです。

余計なお世話でいうとフェラーリなど超高級車は残価で買うのもいいでしょう。それは走行距離も短く痛みが少ないから。

一般的な使い方では経年劣化だけならいいが加走行やメンテ不足で残価まで車両価格がいかないとき出費が発生する。

リースはリース会社によって満了時の扱いがあるので注意。これは会社向きですね。



 

2件のコメント (新着順)
ほってぃー
2024/04/01 08:02

多くの人は借り方と返済額より利便性(難しくて簡単なのに流される?)で選んでしまってると思います。

車に限らず家を買うときにも関わる重要な問題ですね。

金利固定は借入期間に金利が悪化するリスクを金融側が担保しなくてはならないので、金利変動より遥かに高いです。

逆に言えば余程の事が無い限り変動金利が固定金利を上回る事は無いんですよね。

バブル崩壊後の短期間には変動が少し上回りましたが、リーマン・ショックでは超えませんでしたから。

あと、残価設定は注意が必要ですね。
何しろ大前提として無事故である事となりますから。

返済は楽かも知れませんが固定金利元利均等一択で支払額は高いし、借入期間完了時に傷凹みや塗装の状態含めマイナス査定分は請求されます。

私の知人は期間中に交差点直進中に対向右折車に突っ込まれ廃車に成りました。
当然交差点内の事故なので免責100%で無く、しかも相手が無保険車かつ貧困層者でほとんど回収できず……

まだ乗り出して数ヶ月だったこともあり、残価査定は跳ね上がりその状態で支払額を計算し、返済可能額になる様に金利は自動車ローンの金利に合わせて返済期間を10年のフリー(自由)ローンで組み直したそうです。

現在は新たに購入した車との2重ローン生活に。

余り乗らなかったりフェラーリ等の様に壊れてもなおある程度の資産価値が有る様な車なら別ですが、個人的には普段遣いでの車には本当は向かないローン形態なのではと思います。


jg1hki
2024/04/01 13:52

関心をいただきありがとうございます。

もう少しディープなところの話を書きますが、変動金利・固定金利のもととなる基準の違いとその決定の違いまで普通の人が理解できるとは思えませんね。

固定金利
10年物の国債の金利を基準としています。
ローン金利は利息を上乗せし収益を得ます。

毎期発行される長期国債の金利は発行の都度変わるため「借りる時点」での金利がその都度変わります。

金融機関は国債(10年もの基準金利)が出ると金融機関は国債を引き受け販売します。

国債購入者には利息を付け償還します。

国債金利が低くなれば長期固定金利は下がります。

そのタイミングで固定金利の借換えする考えが出てくるのです。

結局安定と安さは一体ではないということです。

変動金利
短期のコール市場で決められます。
しかし国の政策で過激な変動は抑えられます。
(景気悪化の懸念回避)

一般的な人の心理は
「低い時期に借入すると金利が上昇すること」
 への恐怖心だけを感じます。

しかし上がったり下がったりするのが変動金利なので完済までの長い期間を平準化すると
「設定そのものが固定金利よりひくいため」
平均値はおおむね固定金利をしたまわることが多いです。

さらに気づきにくいのですが、金融機関の元利金の仕組みは
「毎月の元金残額に金利をかけている。」
ので毎月実質支払金額は少なくなっていく仕組みです。

ここは理解しにくいポイントですが、
返済回数がある程度進んできたとき金利が上昇しても 
「支払い利息はそれほど上がりません。」

(参考ですが短期金利の変動幅は0.25%きざみでしたが、これからは0.125%きざみで細かい操作にかわりそうです。)

したがって短期金利が上がると心配しても短期的に急激な金利上昇の懸念(返済金額の増加)は心配いらないと考えます。

参考
過去には変動金利選択者で住宅ローン「7%以上」の金利になり返済額のうちわけの元金部分が返済できない異常な時がありましたが金融機関はⅬきちんと対応策で救済しました。

後日談
金利高騰期間は短期であり、ローン返済額は基準の上限まで5年間返済額は増加しました。

5年間は金利が変わっても返済額は変わらないというルールにより
その後の金利は低下し変わらない返済額で「元金返済の部分」が通常より多くなりました。
(ここが説明の難しいところですが 金利の仕組みで述べたように返済後の残元金に金利をかけることから返済元金返済が進んで負担はすくなかった。)

結果的にトータル返済額は低いものとなりました。

読みにくい文章で申し訳ありませんが流れがつかめたら幸いです。

ほってぃー
2024/04/02 00:13

詳しい解説有難う御座います。
成る程です。

変動の方が結果固定より安い事について、後日談の部分を理解して無かった事を知れました。

あと、悪質な金融機関は元利均等で借りていて途中で先追い返済する際に、後に過払いの発生しない様に支払済分の金利含め再計算を求めても、その時点の元金残から先追い返済額を差し引いて以降の返済期間で再計算しただけの返済計画をシレッと送って来る所が未だに有りますので注意が必要ですよね?

これについては、支払い計画書と共に計算書の提出を求める様にすると防げます。

jg1hki
2024/04/02 02:00

ほってぃー様
いろいろな金融機関がありますが上記の内容が私には正確に理解できませんがそれは繰り上げ返済をし返済計額を再計算するということでしょうか?

違っていたら申し訳ありませんが返済時点での元金に金利と返済年数を再計算し元利均等で返済するのが一般的です。

返済時点での元金ではなくその時点での従前の元利金額×残存年数から返済金額を内入れするということでしょうか?

これは借入時の契約内容にどう記入されていたかわかりませんが金融機関は当初契約における最終返済までの利益を内入れにより失うのでペナルティー的な契約なのかもしれません。

例えば一部返済するときに手数料を取られるケースが多いですがその金額は意外と馬鹿にならないこともあると思います。

私は一部返済は(元利均等返済において)すべきではないと思っています。それは契約は最後まで履行して両者の利益が得られるからです。

最初に利息の割合が多く計算されており元金部分と合わせて最後まで返済金額が変わらないという仕組を理解し返済表の内訳を確認するとわかると思います。

別の言い方をすれば自ら最後までの金融機関側のリスク分の金利を先払いしたものを放棄するということになりもったいないですよね。返すなら全額ですね。

契約にないことはありませんので最初にそこまで理解することは難しいですが契約内容は必ず理解して結ぶことが必要ですね。

雑談

余計な雑談記入します。

住宅ローンは国の政策で一般の金利より安く設定されています。それを一部でも返済し早く返したいというのが世の人の心情です。

でも 「人生最後までの資金繰り」 をヒアリングすると余剰金は余剰ではなく(たまたま今手元にあるお金)で将来発生するリホームやマイカー、教育資金がストックなくその時点で借り入れしなければいけないお金を使ってしまう人が多いです。

その時点での用途での金利は高いと思います。

また住宅ローンなどは生命保険なども完済までの保証が含まれており自ら放棄はもったいないですよね。

ガス、水道のように生きるための生涯経費と考えればいいのですが…。

その余裕資金を活用しとられる金利分をもうけで返す方がスマートですね。
例えば太陽光導入とか高利回り債券購入とか・・・。

資本主義を生き抜くには勉強しないと生き抜けませんね。



ほってぃー
2024/04/02 12:43

有難う御座います。
その認識で間違いないです。

契約時には繰り上げ返済時の手数料及び手数料がどうなっているかも確認して契約し、実際の繰り上げ返済時に計算書を求めると……ということが実経験として3回ほど。

仰るとおり、下手に一部だけを繰り上げ返済すると契約によっては返って損をする場合も有るので注意必要ですよね。

かつて若かりし頃はローンに苦しみローンを払うために更に借り入れしと、その日その日の生活をしていた事も一時期有りました。
(今は必要最低限しか無いです。)

金融の勉強は借金・貯蓄・投資のどれも難しいけど必要ですよね。

色々とご教示有難う御座います♥

jg1hki
2024/04/02 16:19

読みがあっていたので安心しました。

こんな独り言を長々と読んでいただいたことは誠に恐縮です。

現役時代個人から大企業までいろいろな経験はありますがまずは企業の利益を優先しお客様優先なんてとても目が行き届かないことを若い人に理解してもらえたらいいなと思い書き込みしてしまいました。。

スバばあちゃん
2024/03/31 23:24

残価クレジットの話も理解するまで何回もかかったしいまだに微妙です笑 銀行ローンが通ればそっちの方がいいんやろうなあくらいでした
支払い金利総額しかみたことなかったです!割合によって繰り上げするべきかしないべきか、初耳でした
お金の価値は変動しますもんね😭


jg1hki
2024/04/01 00:05

こんばんは。

前職の仕事の中でお金の借方や運用についての知識について説明に対して本気で金利について説明し理解してもらうには半日では無理だという結論でした。

とにかく貸してくれるかが精一杯が普通です。

そして普通の人共通して言えるのは経済は常に変化しその中で貨幣価値も変わる。

ということを理解せず今金利が安いから固定金利だと金融機関の誘導に乗せられてしまうことです。

そして数年経過する中で固定金利を選んでも情報に惑わされ金利を考えるという矛盾です。

これは普通の人の心理です。

そして借りる人のメリットは最初の契約を全うすることです。途中でいじることは一つも利益になりません。

車を長く乗る人には残価設定や、リースはおすすめしません。金融機関から長く借りて無理なく返済し余剰のお金はきちんと別途貯め車検や整備に備えることが理想ですね。

リースや残価は一見費用を踏まえてお手軽ですが所詮損をしてまでの商品ではありません。借主が面倒ないことだけがメリットですね。