カメラバッグは既に10個以上。それでもなお「理想の一点」を求めて彷徨うのが、写真好きの性というものでしょうか。
これまでの私のラインナップは、カメラとレンズ1本だけの極小サイズか、9L、11L以上のショルダーバッグ、あるいはレンズ3本とボディ2台を詰め込む24Lの大容量リュックばかり。その中間にあたる「フルサイズミラーレスにLレンズ2本」という、街歩きスナップに最も適したコンパクトな選択肢が欠けていました。あと、背中側が開く20Lぐらいのカメラリュックも欲しかったんですよね。
巷で人気のバッグを調べ尽くしましたが、6Lでは足りず、10Lでは大袈裟。そこでミリ単位の寸法を割り出し、辿り着いたのが「7L」という数字でした。さらに、過酷な撮影現場で生命線となる「ペットボトルホルダー」の有無。
今回は、YouTubeレビューを網羅し、最終的には24Lのリュックにたくさんの機材を詰め込んでヨドバシカメラへ乗り込み、実機で「シンデレラフィット」を確認して迎えた、新たな相棒たちをご紹介します。
1. 街歩き用のスナップ撮影のお供は、こちらの「Vanguard VEO METRO S7L CM」にしました。2025年3月に発売された製品です。前面にもファスナー付きのポケットがあります。
2. 色はCM(アイボリー)とMG(バーガンディレッド)で悩んだのですが、実物を見てアイボリーに決めました。実物はアイボリーというよりサンドベージュっぽい色でした。
3. 背面はメッシュポケットと、タブレットが入るポケットがついています。
4. 気に入ったのは、このガバっと大きく開くメイン収納スペース。両サイドにポケットがあり、仕切りは単焦点レンズを2段重ねできるようになっています。
5. 24-105mm F4Lを装着したフルサイズミラーレスカメラと、70-200mm F2.8Lの望遠レンズが入ってしまいました! 普段の撮影なら、これで大体行けてしまいますね!
6. フラップの裏側にもポケットがあり、小物を入れることができます。最近の新しいバッグには、こうしたバッテリー収納に、充電済みの「緑」と使用済みの「赤」の印が入ったものが多いです。
7. バッグの底には三脚固定用のベルトがあり、上着などもぶら下げることができます。これを見るとトラベル三脚が欲しくなりますね~。
8. そしてポイントのペットボトルポケット。VEO METROでは、普段使わない時はポケットを収納できるようになっている優れモノです。
9. VEO METROはもともと撥水生地と止水ファスナーになっていますが、そこはさすがVanguard、レインカバーもついています。
10. もう一つのカメラバッグは、「Lowepro Flipside 400 AW III」です。カメラリュックの定番ですね。こちらはモデルとしては3代目。2021年4月に発売された製品です。
11.Loweproの黒い生地は、紫外線による経年劣化で赤っぽくなるのをよく見かけるので、今回はダークグレー生地を選んでみました。
12. 移動できる胸ベルトと、大型の腰ベルトがついています。腰ベルトをしてくるっと前に回せば、バッグを前に抱えてレンズ交換もできるとか。
13. 背中に当たる面が開いて中にアクセスするのが、このFlipsideの特徴。他のメーカーからも背面アクセスのリュックは出てきていますが、バッグの蓋にショルダーベルトがついているものなどが多く、セキュリティ面や強度で問題があるんですよね。やはり老舗の定番品にはかないません。
14. 試しにボディ2台、100-400mmの望遠、14-35mmの超広角、24-105mmの標準、45mmの単焦点を入れてみました。これでまだ、上の小物入れに余裕があります。また、背面フラップには15インチのノートPCが入ります。まぁ、あまり重たい機材は入れず、雨具とかフィルターとか細々したものを入れようかと思っています。
15. やはり大事なペットボトルポケットは、三脚入れと兼用です。出っ張っている上下には、耐摩耗性に優れたEVAバンパーが採用されているので、バッグを地面に置いても安心です。
こうして手元に並んだ、「Vanguard VEO METRO S7L」と「Lowepro Flipside 400 AW III」。
VEO METROの7Lは、実物機材を店舗でパッキングしてみた瞬間の「これだ」という確信に狂いはありませんでした。一方のFlipsideも、原点に立ち返り「背面アクセス」と「実用性」を優先したことで、撮影への集中力がさらに高まりそうです。
結局のところ、カメラバッグの価値を決めるのは「価格」でも「ブランド」でもありません。どれほど高価な品であっても、使いたいレンズが収まらなかったり、過酷な現場で喉が渇いた時にペットボトルが取り出せなかったりすれば、それは表現者にとってただの「不自由な荷物」になってしまいます。
私が今回、ミリ単位の寸法を割り出し、YouTubeのレビューを網羅し、そして実機を抱えて店舗へ向かったのは、バッグに「記号」ではなく「機能という信頼」を求めていたからです。
バッグ選びの沼は深いものですが、自分の撮影スタイルを「寸法」と「現場のリアリティ」で定義し直せば、自ずと答えは見えてくるもの。世間の評価やノイズに惑わされず、自分にとっての「唯一無二の正解」に辿り着いた時、ようやく本当の意味で沼から脱出できるのかもしれません。
新しい相棒を肩に、まずはこの春の光を切り取りに出かけたいと思います。
さて、最初のシャッターはどこで切りましょうか。
撮影機材
カメラ:EOS R6 Mark II
レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM
ストロボ:スピードライト S270EXII
最後までご覧いただき有難うございます!☺️
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投稿を表示すっごいわかります。
レンズ沼&カメラバッグ沼
私はカメラもレンズもデカい(中判デジ一)ので、バッグは悩みます。
満足出来るのって見つからないんですよね。
今は、同じカメラを使っていた、プロカメラマンの米美知子さんプロデュースのリュックを中心にマンプロットのメッセンジャーバッグを追加したり、ロープロのワンショルダーのスリングショットに出先で詰め替えたりしています。
ハクバのアルミハードケースを使っていた時期もありました。
本当は、カメラとレンズの他に、お弁当箱や着替えとかも入れたいんですけどね。
そんなバック無いんですよね。
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投稿を表示私もカメラバッグは多くて😅💦
レンズ構成を変えた時に持っているバッグでは収納できないと買い足してきました。でも12年前にマイクロフォーサーズに変えてからは、だいぶ楽にはなりました。
キヤノンのフルサイズレフ機の時はレンズもデカくて重いし。Loweproのステルスリポーターの一番デカいのを気にいって使ってましたが、3年くらいでフニャフニャになってしまって。でもその後廃番。
一番デカいのはVANGUARDのバッグですが現在は保管中(レンズ3〜4本、ボディ2台と望遠ズームを一緒に入れる為に買ったけど超望遠へ買い替えて入らなくなった)[写真1]
現在使用しているのはボディ+超望遠の野鳥撮影バッグ[写真2左]、他のレンズとの組合せ時に超望遠のみ入れる専用バッグ[写真2右]
そして、レンズ2〜3本持っていく際にサイズに合わせて使い分けたり[写真3左]、1本で散歩用も2種類(うち1つは小さめのレンズが予備で持てる)[写真3右]
冬は専ら野鳥撮影でKenkoのaosta Sanctuary IVばかり持ち出していましたが、これからは他のバッグも活躍するはずです😅
バッグのブランドはLoweproが多いです。
他にはCRUMPLER、Manfrotto。
DOMKEも使いましたが合わず、CRUMPLERにしました。
バッグって好みの物になかなか出会えなくて、寿命で処分したものもありますが、結果的に増えちゃいますね😌
長々失礼しました。