追悼 野中郁次郎氏
一橋大学の野中郁次郎名誉教授。
旧日本軍の研究から多くの人に読み継がれる名著「失敗の本質」の著者で知られ、世界で史上五人しかいないカリフォルニア大学バークレー校の生涯功績賞受賞者でもあります。
今年の1月25日に亡くなられた事を知った後、本屋で見つけた恐らく最後の著書と思い買いました。何故今頃かというと、通勤中はスバ学のネタを考えたり大勢の前での挨拶が立て続いていてそれらを考える時間に費やしていて全く本を読めなかった。そんな中、病院の待ち合いの時間に一気に読みました。
普段の仕事プラスで動いている身としては組織委員会人材戦略局次長のデボラ・ジョーンズ氏の発した「リスクがわかれば対応できる。トラブル、失敗はどんどん言って欲しい。リスクを把握していることは称賛されるべきことである」はどこかで使いたいです。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18050?layout=b
イベントのボランティアについても日本の多くが自治体のマンパワー不足をノーコストで補うコストダウン要員という位置付けです。
それを元町田市役所職員の神野幹也氏が「ボランティア活動は楽しいものである」とし、ボランティアの人の仕事の範囲を定め、レアなイベントに関わるという価値に賛同している人にできた事が良かったとしています。
参加したことないのでわかりませんがディーラーさんのビーチクリーンもそんな感じですかね?
ボランティアの選考基準として「明るく、前向き、元気で気持ちのいいコミュニケーションが取れる」ってそうじゃない人応募してくるのかな…。
とか思ったりしましたが…。
この記事書き終えて本屋に立ち寄ったら2024年秋にあとがきされた野中郁次郎氏の本が…。
その数ヶ月後亡くなられている訳で…。仕事しすぎ。

資金とタイミングさえあれば講演やってもらいたかったな…。