BRZ vs 新型プレリュード

以前、シビックe:HEVに乗っている友人と一緒に新型プレリュードを見に行ったので、BRZと比較してみました‼️ BRZは純内燃機関のFRに対してプレリュードはハイブリッドのFFとターゲット層も全く異なります。価格もBRZは3,322,000 円~3,817,000 円でTYPE RAも4,972,000 円~5,478,000 円でプレリュードは6,179,800 円と明確に上のクラスですね。しかし、①どちらもCセグメント級のクーペであること、②どちらも比較的コンパクトながらも2+2のシートレイアウトで実用性もある程度配慮されていること、③どちらもスーパーGT参戦車両のベースとなること(プレリュードはプレリュードGTとしてこれまでのシビック・タイプR-GTに代わって2026シーズンからGTに参戦予定)といった共通点もあるので、敢えて比較してみたら面白そうだなと感じました。

プレリュードはとにかく滑らかなフォルムに対して、BRZは筋肉質なフォルムだと感じました。SNSとかではプレリュードの顔つきがプリウスに似ているって批判も見ますが、実物を見ると全然そう見えませんでした。

プレリュードは比較的ショートノーズでロングキャビンに対して、BRZはロングノーズ&ショートキャビンで駆動方式の違いが表れていますね。サイズについては、BRZは4265×1775×1310mmに対してプレリュードは4520×1880×1355mmとプレリュードの方が一回り大きいですね。特に全幅が1,880mmもあると相当気を遣いそうですね😅

BRZもプレリュードも後ろ姿がとても好きです☺️ BRZはダックテール風のスタイルと鋭いテールランプ、プレリュードはリアフェンダーの膨らみとポルシェに似たテールランプがお気に入りポイントです

内装については、プレリュードは上質さと色気を感じさせながらも水平基調のインストルメントパネルで心地よさを感じました。一方でBRZも上質な素材は使われていながらも、あくまでもシンプルで運転に集中するための環境になっていると思います

運転席のホールド性は同じくらいに感じましたが、プレリュードは助手席だけサイドサポートのワイヤーをなくして乗り降りしやすくしたり、座り心地も柔らかめにしているのが特徴です。その辺りはさすが元祖デートカーだなと感じました‼ 両車とも後席にも座りましたが、足元はサイズが大きくFFのプレリュードの方が広かったですが、頭上の余裕はBRZの方があって意外でした😲
最近BRZのSTI Sportを運転したことがありますが、とても曲がりやすくて驚きました‼️ 普段運転しているインプレッサも曲がりやすいですが、BRZはスパッ、スパッといく感じです。それでいて乗り心地も案外よかったです。何なら父が以前乗っていたBP型レガシィツーリングワゴンや友人のシビックe:HEVの方が硬く感じたくらいです😅 プレリュードには電子制御ダンパーが採用されていますが、BRZ STI SportのSFRDフロントダンパーでも十分対抗できるのではないかと感じました
この2台を比べてみて、思っていた以上にまったく違うクルマだと感じました。スバリストの中でも、ライフスタイル的にBRZよりプレリュードの方が刺さる人はいると思いますし、逆にホンダでもS2000やインテグラタイプRなどスパルタンなクルマに乗ってきた人なら、BRZの方が魅力的に映るのではないでしょうか。そのくらいお互いに別のベクトルで作られていて、この2台を同じ土俵で真剣に勝負させること自体が、個人的には少しナンセンスだと感じました。
これで今年最後の投稿になると思います。なので、締めにふさわしいかなと思ってクーペの比較をしてみました。皆さんよいお年を‼️