2024/03/31 16:26
本日は20代の頃に通った大学でお世話になった先生の
最終講義を受けに出かけて行きました。
何を隠そう、
昨年まで在籍していた大学で心理学を学んでいた理由に
先生が講義の時に言い放った
「心理学実験の結果はゴミに過ぎない!」
という言葉が本当かどうか知りたかったというものもあったし(笑)
今の職場で仕事しているのは
紛れもなく先生の影響があったからだと思います。
もう授業の内容は忘れちゃったけど、
先生が熱心に講義をしていたその姿が
今でも忘れられません。
15年ぶりだったかな?先生の講義を受けるのは。
15年経っても先生はあいかわらず歯切れよく
自分の思いを自分の言葉で語られていました。
人を支配しない、されない。
自由な気持ちで自分のものさしで生きる。
私たちは弱者に過ぎないけど、
弱者が繋がり合うことで
社会を変えていくことができる。
貧困が全ての問題の根底にある、と。
先生は学者であり大学教員でありながら、
あらゆる市民活動や貧困問題に取り組み、
地域に根差した活動を支え続けておられました。
立場が高ければ高いほど
市民の声が聞こえない、分からなくなる人が多い中で、
先生のその姿には感銘を受けざるを得ません。
先生が元々いた業界で働く身として、
今後も私は自分の仕事に誇りを持って仕事を続けて行きますね。
仕事には匿名性があるものだから。
先生がおっしゃっていたように私自身も共に働く仲間たちも
名前が上がってくることがまずないけど、
誰かの人生を支えていく仕事だから
明日からまた仕事に取り組んで行きますね。
ありがとうございました。
久しぶりにお会いできて嬉しかった。