窓ガラスを流れる無数の雫が、外の世界を小さな万華鏡に変えていく。憂鬱なはずの雨空が、今日一番美しい青に染まった。
関西の平年の梅雨入りは6月初旬らしいですが今日は1日まとまった雨になりました。
久しぶりの大雨なので庭に出て写真を撮ってみました。
2. R1の端からこぼれ落ちる直前の一瞬、張り詰めた糸のように光を溜め込む。その重みに耐えかねて、静かに季節が動き出す。
3. 葉の輪郭に沿って、真珠のように並んだ記憶の粒。緑の絨毯の上で、雨は静かに呼吸を整えている。
4. 瑞々しい緑の舞台に集まった、透明な踊り子たち。互いに触れ合いそうで触れない、絶妙な距離のワルツ。
5. 柔らかな光をその身に宿し、葉脈の道を滑り降りる。雨粒の一つひとつが、庭の生命を潤す小さな光の器。
6. 銀細工のように繊細に散りばめられた、天からの贈り物。主役の座を競い合うように、それぞれの雫が誇らしげに輝く。
7. 仄かなピンクのドレスを纏った紫陽花の花びらの裾で、世界を逆さまに映し出す一雫。小さな宇宙が、そこに静かに佇んでいた。
8. 鮮やかな紅色に抱かれ、しがみつく水滴たちの艶やかさ。雨に濡れることで、花は秘めていた情熱を解き放つ。
9. モノトーンの静寂の中に灯る、一筋の明かり。漆黒の淵から生まれ出ようとする、純白の雫の決意。
10. 前線を行く細い葉をすり抜け、奥に潜む雫へと視線が誘われる。雨の日の庭は、幾重にも重なる秘密の回廊。
11. 葉の背骨を伝って、奥へ、奥へと連なる光の足跡。深い緑のグラデーションに、吸い込まれてしまいそうな錯覚を覚える。
12. クリスタルキーパーの見事な撥水が描く、無数のドーム。深みのあるベリールージュパールのボディーに整然と並ぶ雫は、雨の日にだけ現れる贅沢な意匠。
13. 六連星のエンブレムを飾る、天然のクリスタル。嵐の予感さえも美しさに変えて、再び走り出す時を静かに待っている。
天からの恵みを一身に浴びて、庭の木々も愛車も、どこか誇らしげに輝いて見えます。
ほんの数時間で消えてしまう、一期一会の「庭の雫」。
鬱陶しいと思われがちな雨の季節ですが、レンズを通してみれば、そこには息をのむほど美しい透明な世界が広がっていました。
撮影機材
カメラ:EOS R6 Mark II
レンズ:EF100mm F2.8L マクロ IS USM
最後までご覧いただき有難うございます!☺️
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示写真と言葉選びに感銘を受けてついコメントしてしまいました!
身の回りにもこんなに素晴らしい景色が広がってるということを気づかせてくれる素敵な写真たちでした。
こんな視点を持って生きれたら素敵だなと思います!
今後も投稿楽しみにしてます!☺️