今日ものんびり、スバぞうです😁
今回は先週の予告通り”デザイン”をテーマにします
レースネタと違って一般的なおはなしになります😅
まず最初に申し上げておきますが、スバぞうには美的センスはありません😱
なのでデザインを語るなどおこがましいのですが、これまでの事実(と少しの個人感想)を語らせていただきます
なので「それは違~う!」とか言わず、穏やかな気持ちで読んでください
(「だったら書かなきゃいいのに!」と、軽く独りツッコミ)
唐突ですが、クルマのデザインって結構大事ですよね?
少なくとも数年は相棒・家族の一員になる訳ですし、気に入ったものを迎えたいものです
どんなにモノが良くてもデザインがイマイチだと売れないし、
突出した性能を持っていなくてもデザインが良ければそれなりに売れます
最近だと三菱自動車さんのekクロスワゴンとデリカミニの関係が良い例かも
中身はほぼ変わっていませんが、顔をデリカ風(というかデリ丸)にしただけでバカ売れしました
(もちろんいいクルマですよ😅)

その位デザインの力は強く、各社売れるデザインを求めています
SUBARUの代表的デザインですとスバル360が真っ先にあげられます
(あくまで個人の意見ですので😅)

技術部隊から与えられた最小限の必要スペースを基に、あのデザインを造り上げました
このデザインが外注だった事はあまり知られていません
当時自動車を全く作っていなかった誕生間もない富士重工業に専門デザイナーを雇うのは大変だった為だと思います
そのため、当時有名な工業デザイナーだった佐々木達三氏(1906-1998)に軽自動車のデザインを依頼しできたのがスバル360でした
佐々木氏の本業はインテリアデザイナーでしたが、スバル360、初代スバルサンバーのデザインを担当、後には公衆電話(赤・ピンク)のデザインも担当されたそうです
スバル360では図面を描かず石膏モデルで形を造り、それを別の担当者が図面化したそうです😲

富士重工業はこのおもちゃみたいな木のモデルを渡し、この釘が隠れるようなデザインを求めたそうです
必要最小限のスペースしか使わない(使わせない)徹底ぶりです😲
そこからデザインしたモデルを原寸大の石膏モデルに仕上げました
↑この石膏モデルがすべて360の祖先となっています!
その後のSUBARU車は設計上の制約が多い事もあったのか、なかなかデザイン的なヒット作に恵まれませんでした(あくまでスバぞう個人の見解という事で💦)😓
特にレガシィが出る前の平成夜明け前は苦戦していましたね
カッコ悪さ、いや、無骨さ、がいいんだ!っていう人もいましたけど…
『美人は3日で飽きる』なんて言葉もありますし…(お許しを🙇)
それを打破する目的で、しばしば外部デザイナーの助けを借りた事もありました
またデザイナー自身もメーカー間の移籍を繰り返し、自らの価値を上げていきました(正に実力の世界ですね)
公式に認められている外部デザイン
1.レガシィ(2代目 BG/BD)

フランス人デザイナーのオリビエ・ブーレイ氏の作品と言われています
(どこまで関わったのかは不明ですが)
ベンツ初代Cクラスのデザイナーとして1989年に富士重工業に移籍
当時は日本メーカーとして初めて外国人デザイナーを正社員として採用した事が話題になりました(なってない!?)
しかし、レガシイ発売前の1992年に富士重工業を退職しベンツに復帰
その後、2001年、資本関係にあった三菱自動車のデザイン部門を任され
いわゆる「ブーレイ顔」の三菱車を次々と世に出し、大騒動?になりました

2.アルシオーネSVX
これはカウンタック! ではなく、ロータスエスプリやデロリアンをデザインしたイタリアの有名デザイナー ジウジアーロ!
その名前だけは何となく知っている方もいるのでは?

バブル絶頂期に世界をアッと驚かせるデザインを目指し、キャビン全体がガラスに覆われたような斬新なデザインが誕生します
この角度から見ると戦闘機のキャノピーみたいですね
しかし苦労も多く、フロント、サイドガラスの曲率(曲がり具合)が非常に大きく、ガラス越しの景色がゆがむ問題が発生😖
ガラスメーカーと試行錯誤を重ね、ようやくモノにしました(したのかな?)
またドアガラスも見事に湾曲しており、そのままでは到底窓が開けられないので、窓を分割し小窓を設けていました(地味に不便😅)
2ドアクーペなのでドア自体も長く、ガラスの大きさもあって非常に重かったです😖
このようなクルマに実用性を求めてはいけませんね💦
プチうんちく:ジウジアーロと日本車
ジウジアーロは日本が大好きで若い頃から積極的に日本車のデザインを行っています
代表作としては、
いすず117クーペ
いすずピアッツァ
この117クーペ⇒ピアッツァ⇒SVXの流れは分かりやすいです(メーカーは違うけど)
![]() ほぼ板金職人の手づくりだった117クーペ |
![]() フェンダーミラーに激怒したジウジアーロ😠 斬新なデザインのピアッツア |
他にも・・・
トヨタ アリスト
4代目スズキキャリィ
初代日産マーチ
などがあります
![]() トヨタ アリスト |
![]() スズキ キャリイ |
![]() 日産 マーチ |
これらは全てメーカー公表済みであり、他に非公表なものも結構あるはずです
番外編1 スプレッドウイングスグリル
(B11S、B9トライベッカ、R1、R2、インプレッサ等)
R2,R1,GD型インプレッサの途中で採用されたスプレッド ウイングス グリル🐥
![]() R1 |
![]() R2 |
![]() その1:丸目 |
![]() その2:涙目 |
![]() その3:鷹の目 ↑このグリル処理です! |
SUBARU(富士重工業)の前身である中島飛行機へのリスペクトを表すため、飛行機を正面から見た胴体と翼をグリルに表現しました🛫(当時の富士重工業社長の悲願だったとか)
これはBMWに代表される欧州メーカーが採用していた、同一デザインでブランド力を高める方式を採用した『プレミアムブランドへの成長戦略』の目玉でした。
このグリルは、2003年のジュネーブショーに出品されたB11S(2003)や同年の東京モーターショーに出品したB9スクランブラー、アメリカ向け7人乗りB9トライベッカ(2005)など、「これからのSUBARUの顔」として世界に強くアピールしました
![]() B11S(2003年ジュネーブショー) |
![]() B9スクランブラー(2003年東京MS) |

ちょうどこの時期、富士重工業に招聘されたのがアンドレアス・ザパティナス氏
フィアットバルケッタやアルファロメオ145等の実績を引っ提げて、アドバンスチーフデザイナーに就任
一連のスプレッドウイングスグリルシリーズを世に送り出しました
しかし、このデザインは『ブタ鼻🐽』と呼ばれるなど酷評で、世間に受け入れらえず販売は大不振
わずか数年で消える事となりました
そしてザパティナス氏もSUBARUを去りました…
※途中でグリルを変えたクルマ(普通になりました😅)
![]() 地味に後部ドアの窓も変わってます |
![]() トライベッカ(変わりすぎ) |
後の情報によれば、ザパティナス氏が来た時には、すでにこのグリルは完成しており「これをどう活かすか?」が仕事だったとか
「ザパティナス顔」などと呼ばれたグリルですが、彼の責任にするのは可哀そうな気もしますね
番外編2 ヘキサゴングリル
前述のスプレッドウイングスグリル(長い名前だなぁ)大失敗の後、SUBARUの顔は試行錯誤を続けます
そんな迷走期に終止符を打ったのは難波治氏でした
難波氏はスズキ自動車に入社し、数々のデザインを行い1990年に独立
(ジムニーのスペアタイヤのサイの絵は難波氏の作品とのこと)

富士重工業とのコンサル契約を経て2008年にデザイン部長として招聘されます
すると4代目レガシィ(BP型)のグリルをベースに六連星を中心にした六角形のグリル(ヘキサゴングリル)をデザイン

※4代目レガシィも外国人デザイナーが関わったという情報がありますが真偽は不明です
2009年のコンセプトカー ハイブリッドツアラー・コンセプトでその姿を明確にし、以降レガシィ、インプレッサ、フォレスター等、数々のSUBARU車にヘキサゴングリルが採用されました


すっかりSUBARUの顔として定着したヘキサゴングリルですが、誕生から20年近く経ち世代交代が必要になったのか、新型フォレスターでは異なるアプローチのデザインが採用されました。
ヘキサゴンといえばヘキサゴンなんですが、やんわり変えていこうという狙いですかね?

ちなみにBEVとOEM車はレックスを除きヘキサゴン未採用です
デザインはヒットすると変えにくいし、変えないと「代り映えしない」と言われたり・・・
デザイナーの方はホント大変だと思います
以上、スバぞう的デザインのおはなしでした
次のニューモデルはどんな顔になるのか楽しみです!😍
スバぞう














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投稿を表示私も美的センスがありませんが、個人的な感想ですがスプレッドウイングスグリルだとグリルの上にヘッドライトが付いていて違和感がある?ではと思っています。インプレッサは、辛うじてスプレッドウイングスグリルの横にヘッドライトにあるので違和感が少ない?台形グリルに拘っていた時期もありましたね。
スバルに関係なく、スーパーカー世代なのですみません。カウンタックは、ベルトーネでデザインされていますが、チーフデザイナーはマルチェロ・ガンディーニでジウジアーロがベルトーネを去った後デザインされたようです。
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投稿を表示クルマのデザインって個人的には価格と双璧をなす重要なポイントですね。実はBRZ(トヨタ86)も初代モデルのデザインは好みではなかったんです。特に内装のプラスチッキーな質感はフェアレディZ(Z33)も同様に好みではなかったのでZ34を買った所以です。
今はミニバンと軽自動車が全盛ですので何処を走っているクルマを見ても似たようなデザインで幻滅します。学生の頃に流行ったブロック崩しゲームみたいにボールを当てて消してしまいたい(爆)。