先日、カメラを携えて京都駅へ撮影に行ってきました。
お天気が少し心配でしたが、曇天ならではのしっとりとした光の中、非常に中身の濃い時間を過ごすことができました。
今回の相棒も、使い慣れたキヤノンのシステムです。京都の玄関口で切り取った、一味違う「駅とタワー」の表情をいくつかご紹介します。
TOP画像はブログのアイキャッチとしても映えるよう、カラフルな「KYOTO」のモニュメントを最前線に置いてキャッチーに構成しました。曇天の淡い光の中でモニュメントの色鮮やかさを引き立たせつつ、その真上にまっすぐ伸びる京都タワーを配置し、京都駅の「玄関口」としてのウェルカム感を素直に表現した一枚です。
2. 京都駅の大空間を覆う鉄骨の格子状のトラス構造を大胆に画面全体に配置しました。幾何学的なグリッドの奥に、あえて京都タワーの展望台部分だけを閉じ込めるように透かすことで、近未来的な美しさと巨大な建築のデザイン性を強調しました。
3.駅ビルのガラス壁面を大きく取り入れ、そこにくっきりと映り込む京都タワーを主役に据えました。画面の右側にビルの文字や案内をあえて入れ込むことで、現実のタワーではなく「都会のガラスに映った虚像」であることを強調し、ブルーのトーンも相まって、よりソリッドでクールなスナップに仕上げました。
4. 京都タワーの周囲に立つ何本もの細長いポールを額縁のように見立て、その隙間からタワーを覗くような構図に挑戦しました。
5. ガラス越しに映るタワーの頭部と、ガラスの向こう側にある「京都劇場」の文字を重ね合わせることで、多層的な空間を表現しようと試みました。PLフィルターを調整することで、文字のボケ感とタワーの映り込みの濃さのバランスを取り、どこか幻想的な雰囲気になるよう狙っています。
6. スローシャッターに設定し、ISO感度をグッと落として撮影しました。黒い大理石に静かに反転するタワーの静寂さと、「何を撮ってるんだ?」と横切る旅行者の「動」の対比が、駅を行き交う人々のエネルギーを表現できたと思います。
7. 無機質なビルのスリット(隙間)から覗く、京都タワーの頭部を狙ったフレーミングです。左右の建物を大きく配置して空の面積を最小限に抑え、建築のコンクリートの質感や直線のフレームでタワーを挟み込むことで、京都の街並みの密度感と、その中から顔を出すタワーの存在感を際立たせました。
8. 「京都 KYOTO STATION」というシンボリックな文字の看板を背景に、スローシャッターで旅人たちの足早な動きを切り取りました。上部の大理石には京都タワーが逆さに映り込んでおり、先生から教わった「映り込み」「スローシャッター」「駅のデザイン性」の要素を1枚のなかに凝縮させるイメージで、タイミングを計ってシャッターを切りました。
9. 京都駅のダイナミックな未来派建築の内部に視線を向け、そのうねるような曲線の造形美を主役にしました。好きな構図で「ロボットの目」のように見える角度になるよう調整しました。
10. 駅の案内サインに映り込む京都タワーを、2階へ向かう矢印と重ね合わせるように配置しました。案内板の文字やピクトグラムが写り込むことで、「駅という場所の日常」を感じさせつつ、ガラス特有の深いブルーのトーンを活かして、どこかドラマチックで、これから旅が始まるような予感を込めた構成にしています。
11. 駅ビルの大理石を鏡に見立てて切り取りました。左側には現実の通行人と、ガラスに反転して映るシンメトリーな「虚像の世界」を配置。赤と緑のバスの鮮やかな色彩をアクセントに、不思議な二面性を持つ都市スナップに仕上げました。
12. 駅ビルの黒御影石の壁面にカメラを近づけ、縦構図で反射する京都タワーを大きく配置しました。その大理石に寄りかかり、スマホに目を落とす白いワイシャツの男性を配置することで、曇天特有のしっとりとした大理石の質感と、日常の点景の空気感を凝縮させました。
13. ガラスに付着した無数の雨粒にピントを合わせ、背景の京都タワーをアウトフォーカスにする手法をとりました。どんよりとした空を直接見せるのではなく、雨粒のフィルターを通すことで、曇天の憂いを含んだ京都の情緒をドラマチックに表現しました。
14. 「京都タワーの見える景色を探す」中で、街角のカーブミラーに着目しました。オレンジ色のフレームが、ブルー基調の画面の中で強烈な補色として効いています。
15. タワーの真下近くまで移動し、建物の黒いシルエットの向こうから突き出るタワーの頭部を、見上げるようなダイナミックなローアングルで捉えました。曇り空のわずかな光の切れ目をタワーの真上に配置し、あえてアンダー気味に露出をコントロールすることで、まるで要塞のような重厚感と凄みを持たせています。
16. 東本願寺のお堀を鏡として活用し、逆さに美しく映り込む京都タワーを静かに捉えています。古風な石垣や、しっとりと濡れた緑のシダ植物を右側に配し、京都駅の喧騒とは一線を画す、古都ならではの静寂と和の風情をリフレクションで表現しました。
17. 東本願寺の歴史ある巨大な青銅製の灯篭を、画面左側に大きく配置しました。その隙間から、遠くに佇む京都タワーとイチョウの木々を覗くような、前後の遠近感を強く意識した構図です。
18. 東本願寺の手水鉢の龍のシャープなシルエットを、画面の大部分を覆うようにダイナミックに配置しました。その隙間の青い空間に、ぽつんと京都タワーを閉じ込めるフレーミングです。
19. ビル群の文字通りの「隙間」に滑り込む京都タワーの姿を、極限までタイトに挟み込みました。左右のビルの壁面と、手前に無数に走る電線の黒い垂直ラインが、タワーの白と赤の美しさをまるで檻のように締め付け、都市の過密さとデザイン性を強調しています。
20. 実習の最後に見つけたのは、駐車している車のリアガラスへの映り込みです。車の複雑な曲面とスモークガラスの効果によって、京都タワーがまるで現代アートのように歪んで映り込んでいます。
曇り空から始まった実習は、時に雨粒のフィルターを通し、最後は街の灯りやユニークな映り込みへと、刻々とその表情を変えていきました。
条件が良くないと思われる日だからこそ、出会える光と影がある――そんな写真の奥深さを改めて噛み締めた一日です。
撮影機材
Camera:EOS R6 Mark II
Lens:RF24-105mm F4L IS USM
Filter:Marumi EXUS MarkII C-PL
最後までご覧いただき有難うございます!☺️
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投稿を表示FLAT4さん、こんばんは🌙
どの構図もとても面白い作品になっていますね😊
私は、3番のビルに写り込むタワーと、9番のロボットの目に見える作品、18番東本願寺の作品が面白いなぁと思いました😆
子どもの頃は春休みに、社会人になってからはGWに大阪の伯母の家に遊びに行き、よく京都、奈良、大阪に連れて行ってもらったことを思い出しました✨
高知とは違って、都会の景色に子どもの頃は圧倒された記憶があります😅
コロナ禍前に京都に行ったっきりなので、随分と変わっているんでしょうね。
また京都の街をゆっくり散策してみたいです😊
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投稿を表示子供の頃 名古屋〜大坂間を走る 国鉄の急行「比叡」で 京都の母の実家によく行ってました。(節約で新幹線乗らず(;^ω^))京都タワーを見ると やっと着いたなあ〜と子供心に思ったものでした。
懐かしいです〜いろんな角度からありがとうございます😊