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2026/10/21 21:24

次世代のクルマづくりに向けた新技術

お久しぶりです💦 10/16日にスバルが次世代のクルマづくりに向けた新技術を発表しました!
スバルが発表した、今後のクルマづくりを支える新技術についてまとめてみました。
今回の発表は、大きく分けて6つのポイントがあります。

1. 開発プロセスの改革
AIやデジタルシミュレーションを活用し、衝突安全性の検証などを効率化。実車試験の負担を減らしながら、開発期間の短縮を目指します。

さらに、開発工程の並行化によって、従来は順番に進めていた設計や評価などの作業を、可能な範囲で同時並行に進めます。
また、大部屋開発では、設計・実験・生産技術などの異なる部門が連携しやすい環境をつくり、部門間の情報共有や問題解決を迅速化します。
こうしたデジタル技術の活用と開発体制の見直しを組み合わせることで、開発期間の短縮と、より高品質なクルマづくりの両立を目指します。

2. SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)への対応
ソフトウェアによってクルマの機能や性能を進化させるSDVに対応。OTAによるアップデートなど、購入後も機能を進化させられるクルマづくりを目指します。

3. アイサイトの進化



AIを活用した認識技術などを発展させ、より高度な運転支援を目指します。また、渋滞時に限らず、より幅広い走行状況でハンズフリー運転支援に対応するほか、ドライバーの異常を検知した際にクルマを安全な路肩へ退避させる機能も目指しています。
認識技術そのものの進化と、それを生かした運転支援機能の拡充。この両面から、アイサイトのさらなる安全性と利便性の向上が期待されます。
ここで気になったのが、今回の技術検証に使われている車両がレヴォーグであること。しかも、搭載されているのは現行型の三眼カメラではなく、二眼カメラの旧仕様に見えます。もちろん、これだけで既存車への機能追加が可能とは断定できませんが、今回の発表ではAIの活用やソフトウェアによる機能進化も重視されています。将来的には、車両側のハードウェアが対応できる範囲で、ソフトウェアアップデートなどを通じて既存オーナーにも技術の進化が還元される可能性があるのかもしれません。
認識技術そのものの進化と運転支援機能の拡充に加え、購入後もクルマが進化していくようになるのか。今後の展開に注目したいです!


4. 制御統合ECUと新しいE/Eアーキテクチャ
車両制御を統合するECUや新しい電気・電子アーキテクチャを開発。運転支援と車両運動制御などを連携させ、クルマ全体をより統合的に制御することを目指します。

5. 新世代の水平対向ターボエンジン




個人的に特に気になるのが、この新世代エンジン!
今回の発表で注目したいのが、熱効率50%を目指すことと、可変ジオメトリーターボの採用です。
現行のCB18ターボエンジンでは、熱効率40%を実現していますが、新世代エンジンではさらに高い50%を目標としているとのこと。実現すれば、燃料のエネルギーをより効率よく動力に変換できるようになり、燃費性能の大幅な向上が期待できます。
また、可変ジオメトリーターボは、タービンに流れ込む排気ガスの流路を可変にすることで、低回転域での応答性と高回転域での性能を両立させる技術です。ディーゼルエンジンでは広く使われていますが、排気温度が高いガソリンエンジンでは、可動ベーン機構の耐熱性が課題となりますが、ポルシェ911ターボなどでは量産車への採用実績もあります。
現行のCB18型エンジンを発展させるのか、それとも新たな設計を採用するのかは、現時点では分かりません。熱効率50%という高い目標を、スバルがどのような燃焼技術や過給システムによって実現するのか、非常に興味深いところです。
水平対向エンジンならではの走りの愉しさを保ちながら、燃費性能も大きく進化させられるのか。今後の詳細発表に期待したいです!


6. 自社開発BEVと次世代プラットフォーム




スバルは、自社開発のBEV技術と次世代プラットフォームの開発にも取り組んでいます。
新世代の電動パワートレーンでは、軽量・薄型のバッテリーパックと、軽量・コンパクトなeAxleを採用。バッテリーの高密度化や効率的な配置によって、軽量化・低重心化と広い室内空間を両立し、航続距離と走りの楽しさを追求します。電動パワートレーンの進化によって、安心して遠くまで行ける使いやすさと、思いのままに走れるBEVを目指しています。
そして今回、こうした技術を盛り込んだテストカーが公開されました!
外観はアウトバックを大幅に改造したような独特な姿ですが、JMS2025で公開された「Performance-E STI concept」の市販化に向けた開発車両とのことです。
この車両は、開発プロセス改革の成果を反映したものでもあります。デジタル上で設計・検証したものを実車へと落とし込む新しい開発手法によって生み出され、まだ実車での調整がほとんど行われていない、いわば「できたてほやほや」の状態だそうです。
足まわりも興味深いポイントで、フロントにダブルウィッシュボーン式、リアにマルチリンク式という構成を採用。特にフロントのダブルウィッシュボーン式は、スバルの車として初めてではないでしょうか?
さらに、車内にはS210と同じ形状の、本格的なRECARO製バケットシートが装着されています。市販モデルにも採用されるかは分かりませんが、走行性能へのこだわりが感じられますね!
自社開発の電動化技術と新しい開発手法、そしてSTIらしいパフォーマンスの追求。次世代のスポーツBEVがどのような形で市販化されるのか、今後の進展に期待したいです!

今回の発表からは、AIやデジタル技術を活用した開発改革を軸に、安全技術の進化、ソフトウェアによる機能の拡充、エンジンの高効率化、そして自社開発BEVへの挑戦まで、スバルがクルマづくり全体を大きく進化させようとしていることが伝わってきました。特に、熱効率50%を目指す新世代水平対向ターボや、開発改革の成果を反映したスポーツBEVのテストカーは、今後のスバルを考えるうえで非常に興味深い存在です。「安心と愉しさ」というスバルらしさを守りながら、新しい技術と開発手法によってどこまで進化できるのか。今後の市販車への展開が楽しみですね!

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