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RN
2026/07/10 22:20

レヴォーグ vs 新型CLAシューティングブレーク

近所のメルセデス・ベンツ正規ディーラーで、発売されたばかりの新型CLA シューティングブレークを見てきました。CLA シューティングブレークはもともとワゴンとしては比較的コンパクトなモデルでしたが、今回のフルモデルチェンジでボディサイズが拡大され、レヴォーグに近いサイズへと進化しています。価格帯こそ大きく異なりますが、どちらもスポーティなワゴンという共通点を持つ2台です。今回は、デザインやパッケージングを中心に両車を比較してみたいと思います。





レヴォーグは、低く構えたスポーツワゴンらしいシルエットが特徴です。シャープなヘッドランプや立体感のあるフロントフェイスがスポーティな印象を与える一方、ワゴンらしい伸びやかなルーフラインによって実用性もしっかり確保されています。前後ともに力強い造形ですが、「走り」と「実用性」をバランス良く両立したデザインに感じました。
一方、新型CLA シューティングブレークは、クーペのように流麗なルーフラインを持つシューティングブレークらしいスタイルが最大の特徴です。フロントはスリーポインテッドスターを散りばめたグリルや滑らかな面構成によって、プレミアムブランドらしい上質さと先進性を演出しています。リアに向かって美しく絞り込まれたシルエットはレヴォーグ以上にスタイリッシュですが、実用性よりもデザインを優先した印象を受けました。



CLA シューティングブレーク
レヴォーグ
全長 (mm)
4725
4755
全幅(mm)
1855
1795
全高(mm)
1470
1500
ホイールベース(mm)
2790
2670

前述の通り、新型CLAシューティングブレークはレヴォーグに近いサイズになりましたが、EVを主軸に開発されながら高効率な内燃機関モデルにも対応する新世代プラットフォームを初用したことが影響していると思います。




内装も、両車のキャラクターの違いがよく表れていました。
レヴォーグはソフトパッドを多用し、STI Sportではボルドーのアクセントも加わることで、スポーティさと上質さをバランスよく両立しています。大型縦型ディスプレイを採用しながらも、物理スイッチが適度に残されている点も使いやすそうです。
一方、CLA シューティングブレークは、横長のデジタルディスプレイやメタル調パネルを大きく使った、先進的で華やかなインテリアが特徴です。ただ、実際に触れてみると、センターディスプレイやメタル調加飾の面積がかなり広い一方で、ソフトパッドの使用範囲はレヴォーグより少なめに感じられ、「高級車らしい素材感」という点では少し疑問も残りました。
とはいえ、ドアを閉めた時の重厚感はさすがメルセデス・ベンツという印象です。また、流麗なデザインを優先した影響か、後側方の死角はレヴォーグより大きめに感じました。対するレヴォーグはリアクォーター周りの視界が比較的良好で、ワゴンとしての日常的な扱いやすさを重視していることが伝わってきます。
総合すると、レヴォーグは「触れて満足できるスポーツツアラー」、CLA シューティングブレークは「見た目と雰囲気で魅せるプレミアムシューティングブレーク」という違いが、インテリアからもはっきり感じられました。



前席は、どちらもホールド性の高いスポーツシートを採用しており、長距離移動やワインディングでもしっかり体を支えてくれそうです。スポーティワゴンらしいキャラクターが感じられました。

後席はレヴォーグの方がゆとりがあります。CLA シューティングブレークは足元スペースこそ必要十分ですが、流麗なルーフラインの影響もあって頭上空間はやや狭く感じました。後席の快適性ではレヴォーグに軍配が上がると思います。

CLAシューティングブレークは奥行きは十分ある一方、ルーフラインが後方に向かって下がるため荷室高は徐々に低くなり、美しいスタイルと引き換えに実用性とのバランスを取っている印象で、ワゴンというより、『荷室を大きくしたハッチバック』に近いと感じました。一方のレヴォーグはルーフを最後まで高く保ち、荷室高をしっかり確保しており、ワゴンとしての実用性をより重視した設計だと改めて感じました。



レヴォーグ
CLA 180
CLA 220

1.8Lターボ
1.5Lターボ
最高出力 [kW(PS)/rpm]
130(177)/5200-5600
100(136)/5000
140(190)/5500
最大トルク [N・m/rpm]
WLTCモード燃費 (km/L)
13.8
20.3
20.2

パワートレーンは、レヴォーグとCLA 220がほぼ互角のスペックです。 レヴォーグは1.8L水平対向4気筒ターボで177PS・300N・mを発生。対するCLA 220は排気量こそ1.5Lながら、48Vマイルドハイブリッドのアシストにより190PS・300N・mを実現しています。一方、エントリーグレードのCLA 180は136PS・200N・mと余裕は控えめですが、日常使いには十分な性能といえそうです。
数値だけを見るとCLA 220が最も高出力ですが、レヴォーグは最大トルク300N・mを1600rpmから発生するため、低回転域から力強く加速できるのが特徴です。CLA 220も300N・mを発生しますが、その発生回転数は2000rpmからとなっています。
つまり、レヴォーグは扱いやすさと実用域での力強さを重視したセッティング、CLAはより高回転まで伸びるプレミアムスポーツワゴンらしい味付けという違いが、スペックにも表れているように感じました。
また、約20km/Lという燃費を実現している点は驚きです。環境性能との両立という点ではCLAが一歩リードしていると感じましたが、レヴォーグはシンメトリカルAWDや優れた走行安定性を備えており、単純にエンジンスペックや燃費だけでは比較できない魅力があります。

同じスポーツワゴンでありながら、両車は目指す方向性が大きく異なることが分かりました。 レヴォーグは走り・実用性・質感を高いレベルでバランスさせたスポーツツアラーで、広い後席や使いやすい荷室など、日本の道路環境や日常使いを強く意識したパッケージングが魅力です。
一方、CLA シューティングブレークは流麗なスタイリングや先進的なインテリア、メルセデス・ベンツらしい重厚感を重視したプレミアムワゴンでした。旧型より実用性は向上したものの、荷室や後席空間は¥実用性よりもデザイン性を優先したシューティングブレークらしい割り切った性格を感じます。
どちらが優れているというより、実用性や走りを重視するならレヴォーグ、デザインやブランド性、プレミアム感を重視するならCLA シューティングブレークという選び方になるでしょう。サイズが近くなったことで比較される機会は増えそうですが、実際に見比べてみると、それぞれが異なる価値観を持った魅力的なスポーツワゴンだと感じました。

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2 件の返信 (新着順)

私は以前BMW 320i ツーリングと比較してみました(カタログ燃費についてだけですが😅)
https://community.subaru.jp/announcements/manukex8m8ua6fxc

速度無制限の道がある国とMAX120km/hの国の車なので、開発思想なども異なると思いますが、輸入車との比較って面白いですね😊


RN
2026/07/11 18:42

コメントありがとうございます😊
今回比較してみてくださいCLAは3シリーズツーリングのセグメントにかなり近付いたなと思います。
確かにスピードレンジの低い日本と欧州で開発思想などは異なりますが、その中でもスバルは欧州車にも通じる設計だなと感じました‼️

Kaip
2026/07/11 07:58

詳しい比較ありがとうございます!サイズがレヴォーグにかなり近づいたことで気になっていましたが、実際に見比べると方向性の違いがよく分かりますね😊 レヴォーグは実用性と走りのバランス、CLA シューティングブレークはデザインとプレミアム感を重視しているのが伝わってきました!CLA シューティングブレークはデザインが本当に魅力的ですが、実用性や視界、荷室まで含めて考えると、改めてレヴォーグの完成度の高さを感じますね😊


RN
2026/07/11 08:37

コメントありがとうございます😊
CLAは下にAクラス、上にCクラスがあるという立ち位置なので、割り切った性格にしているんだなと感じました‼️