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新谷かおる先生のネタが続きますがご容赦を

新谷かおる先生の作品の一つ「NAVI」

「ガッデム」ではラリードライバーとナビゲーター、チーム、果てはメインスポンサーである商社での駆け引きなどが描かれていましたが、「NAVI」ではナビゲーターを中心に描かれています

主人公の日下龍介(くさか・りゅうすけ)はフリーランスのプロ・ナビゲーター

優勝請負人の通り名を持ち、高額報酬ながら彼がナビすればどんなヘボドライバーでも優勝できると噂されている

日下が操るラリー・コンピューターが唯一無二の相棒

このラリー・コンピューターを操ることでドライバーに的確な指示を与えている(クルマのセッテイング変更も乗車状態で可能)

この辺、ファントム無頼のナビゲーター栗原2尉に通づるところがあるかと

この作品ではオープニングから三菱ランエボが出てくるので「三菱メインか?」と思わされますが、意外や意外『スバル』がそこかしこに…

しかも2001年モデルの丸目GDBインプレッサ

プジョーも出てきます

ドライバー、ナビゲーターと共にサービス隊の風景も描かれています

かつてのサファリラリーでスバル・ワークスチームが国内ディーラー・メカニックを選抜して派遣していたことが思い出されます

新谷かおる先生もこの作品を執筆するにあたって(ガッデムの時もそうですが)WRCやラリーの事を良く勉強されているんだな〜って思いました

作品の発表時期からワークス丸目GDBだったのでしょうが、丸目GDB乗りとしては嬉しい限りです

単行本が発売されていましたが現在では絶版になっています

しかし「ピッコマ」では読むことができます

またスバル・ワークスとしてWRCに再び参戦してほしいですね