ついにスバルから、EV専用モデルとなる「トレイルシーカー」が登場しました。ソルテラを経て、いよいよ本格的なEV販売が始まるとのことで、期待を胸にディーラーへ足を運びました。
【伝統と革新の融合——アウトバックを彷彿とさせる佇まい】
まず目を引くのは、その堂々としたスタイリングです。アウトバックに通ずるSUVらしい力強さがあり、何よりフロントに配された六連星の最新デザインが実に格好良く、スバリストの心をくすすぐります。

【380psの衝撃。WRX STIを凌駕する異次元の加速性能】
コースに出てまず驚かされたのは、その加速性能です。
380psのデュアルモーターは伊達ではなく、0-100km/h加速は約4.5秒。試しに安全な場所でフル加速を試みましたが、愛車であるWRX STIよりも速いと感じるほどで、シートに背中が押し付けられる強烈なパワーを秘めています。
しかし、単に速いだけではありません。
緻密な制御: EVでありながら、微細なアクセル操作に対して非常に繊細に反応します。このあたりの「手の内感」は、実にスバルらしい仕上がりです。
【「大排気量V8」のような滑らかさと、低重心がもたらす上質な足まわり】
上質な乗り味: 加速の滑らかさは、まるで大排気量V8エンジンの高級車に乗っているかのよう。低速域ではふわりとソフトですが、高速域での安定感は抜群です。
低重心の恩恵: バッテリーを床下に積むEV特有の低重心により、コーナーでも不快なロールは皆無。20インチという大径タイヤ(ET-HSモデル)を履きこなすサスペンションの動きは、非常に上質です。
【EVでも揺るがない「0次安全」。広大な視界と自然なブレーキフィール】
EVになっても、スバルが大切にする「0次安全」は健在でした。
運転席に座ると、視界の広さと前方死角の少なさに驚きます。ボディサイズはそれなりに大きいのですが、この見切りの良さのおかげで、狭い道や車庫入れも驚くほど簡単でした。
また、特筆すべきはブレーキのフィーリングです。EV特有の回生ブレーキによる不自然さがなく、ガソリン車から乗り換えても違和感なく踏み込めます。悪路走破性を支える「X-MODE」も強力で、雪道や泥濘地での安心感は、まさにスバルAWDの血統を感じさせます。

【AWDの矜持。航続距離627kmがもたらす「旅」への安心感】
長距離ドライブを楽しまれる方にとって、EVで最も気になるのは航続距離でしょう。
今回の試乗車である最上級グレード「ET-HS」は、20インチのアルミホイールを装着した状態でも、WLTCモードで627kmの一充電走行距離を確保しています。
これだけの距離を走れれば、日常の移動はもちろん、遠方への旅行でも実用上の不安はほとんど感じないレベルに達していると言えます。
・効率的なAWDシステム:
一般的に四輪駆動(AWD)は電費に不利とされがちですが、トレイルシーカーは最初からAWDベースで開発されているため、駆動ロスを最小限に抑えています。結果として、強力なトラクションと長い航続距離を高い次元で両立させています。
・充電環境の進化:
ディーラーでの急速充電器設置に加え、近隣にはガソリンスタンドを上回る数の充電スポットが増えているとのこと。これなら集合住宅住まいの方でも、かつてほど充電環境を理由に諦める必要はなさそうです。

【フラッグシップとしての期待と、現実的な「選択肢」としてのEV】
・静粛性: 車内は極めて静かで、EVならではの快適な空間が広がっています。
・積載性: ラゲッジは633Lと大容量。アウトバック的な使い勝手を期待できます。
・航続距離: 20インチ装着のET-HSモデルで627kmを確保。ロングドライブも実用圏内でしょう。
唯一、少し残念だったのはインテリアです。パネル類にソルテラと共通のパーツが見受けられ、新しいフラッグシップとしての「新鮮味」という点では、もう一工夫欲しかったのが本音です。
そして、気になる価格ですが、セルフ見積もりをとってみました。

約700万円という価格は決して安くはありませんが、約120万円の補助金が出るとなれば、フォレスターあたりを検討している層とも競合する存在になるでしょう。
スバルが本格的に舵を切ったこの「トレイルシーカー」。
エンジン音はありませんが、そこには確かにスバルが培ってきた「走りの楽しさ」が息づいていました。
最後までご覧いただき有難うございます!☺️
関連情報URL : https://www.subaru.jp/trailseeker/
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投稿を表示初めましてFLAT4さん
是非、購入してください。
小生、試乗して一目惚れ。4/9恐らくですが、日本で最初のオーダーをいれてもらいました(^^ゞ
納車が楽しみです‼️