こんにちは。SUBARU天文部 ピコいちろう★です。
涼しくなってきましたが、星空は既に秋から冬に移行していますね。早いものですね💦
今回は、過去天文部にとって少し特別な観望会のお話です🌟
26年6月6~7日の2日間、埼玉県行田市「古代蓮の里」で、ホタル観賞会と星空観望会を開催しました🌌天文部として、初めて地域の皆さんと一緒に行う観望会のエピソードを紹介します。
「今日は星が見えるかな?」
初日の6月6日。会場に望遠鏡を並べ、この日の為にメンバーの準備は万端。
ところが……空はあいにくの曇り空でした。

天体望遠鏡チームも、なんとか星を見つけようと悪戦苦闘。
この日、望遠鏡で見ることができた星は、こと座のベガくらいでした。
「今日は厳しいかな……」
そんな空気も少し漂っていました。
それでも、ベガを見て、「すごい!」と喜んでくださる方がいました。
そして、もう一つ用意していたのがスマート望遠鏡です。
空の様子を見ながら、雲の隙間から見えそうなヘルクレス星団をモニターに映してみました。

すると、「おぉー!」という歓声。
星空が見えるのを待って、少しソワソワしていた皆さんでしたが、モニターいっぱいに広がる星団を見て、とても喜んでくださいました。そのとき、ふと思いました。
観望会って、星がきれいに見えることだけが大切なのではないのかもしれない。
その日の空に合わせて、どうしたら楽しんでもらえるかを考える。
見えるものを探す。別の方法で星を届ける。そして、見えた瞬間の喜びを一緒に味わう。
それも、星を見る楽しさなのかもしれません。
ほぼ曇り空の中、奇跡的に撮影できたヘルクレス星団がこちらです👇

翌日6/7は、星が見えませんでした
残念ながら、この日はさらに天候が厳しく、屋外での星空観望はできませんでした。
そこで、会場を屋内展示中心に切り替えました。
望遠鏡を並べ、星空写真を展示して、天体望遠鏡についてお話ししたり、星のことを語り合ったり。
写真に写っているのは、そんな6月7日の様子です。

会場にはたくさんの会話がありました。
「この望遠鏡はどういう仕組み?」「最近はこんな望遠鏡もあるんだ」「この写真すごいですね」
星が見えなくても、星の話は尽きません。
一緒に活動して、見えてきたこと
今回の観望会では、天文部のメンバーにも、それぞれの役割がありました。
説明する人。望遠鏡を操作してみせる人。写真を撮る人。参加者をフォローする人。
初めて参加してくれた人。経験を生かして仲間を助ける人。そして、全体をつないでくれる人。
同じ観望会に参加していても、感じたことは一人ひとり違います。
でも、そんな違いがあるからこそ面白い。
誰かの得意なことを、別の誰かが頼りにする。経験のある人が、初めて参加する人に教える。
一緒に活動することで、新しいつながりが生まれる。
そして、活動を終えたときに、「また一緒にやりたい」と思える。
そんなことも、天文部の大切な価値なのだと思います。
人と人がつながることで生まれたこと
2日間を終えて、私自身がメンバーに伝えた言葉があります。
「なんだかとても心が満たされた気がします。」
星がたくさん見えたわけではありません。むしろ、天候にはかなり苦労しました。
それでも、参加してくださった皆さんの「おぉー!」という歓声がありました。
メンバー同士で助け合う姿がありました。初めて一緒に活動する仲間がいました。
行田市の皆さん、会場を支えてくださった皆さんとのつながりも生まれました。
振り返ってみると、私たちが見ていたのは、星空だけではなかったのかもしれません。
人と人とのつながり。一人ひとりが持っている、それぞれの強み。
そして、
誰かと一緒に何かをやり遂げる楽しさ。そんなものが、この2日間には詰まっていました。
ここからは、部員それぞれの「空」を
第1回、第2回と私からSUBARU天文部についてのお話をしてきました。
そして今回の第三回、天文部が初めて地域へ活動を広げたところまでをご紹介しました。
ここで、私からの定期投稿はいったん一区切りにしたいと思います。
これからは、天文現象やメンバーそれぞれの視点で感じたことをふと投稿できたらと考えています。
星空のこと。観望会のこと。普段の活動のこと。ふと見上げた空のこと。
あるいは、星とは関係のない日常のこと。同じ空を見上げても、感じることは人それぞれです。
だからこそ、SUBARU天文部では、
一人ひとりが見つけたこと、感じたことを大切にしていきたいと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いします。