私とSUBARUの出会いは2005年でした。それまでS13シルビア・R33スカイラインTypeM(いずれもMT)と乗り継いでいましたが、二人の子供を乗せる機会が増えて来たため、4ドアへの乗り換えを検討し様々なセダン(MT)の試乗を始めたところでした。
やはり第一候補はスカイラインだったのですが、とは言え直6に惚れこんでいた私にとってV型は少々抵抗感があり、そのため日産以外もできるだけ乗り比べた上で決めようと考えていたのです。各社のスポーツセダンを試してみる…そんな中で(正直全く眼中になかった)SUBARUにもたまたま足を運んだのです。
衝撃でした! 恥ずかしながらそれまで私は富士重というメーカは知っていても、そのクルマ自体もモノづくりの哲学にも全く触れようとしなかったアホでした。なんならマツダやいすゞよりも評価してなかったかもしれません(無知って怖いですね)
その日に試乗したのはBL5?とBLEだったのですが、そこからは他社の試乗は一切やめて、この2車種のどちらを選ぶかだけにとにかく悩みましたね。そして、ターボの暴力的な加速感も捨て難かったのですが、やはりEZ30の官能的なエンジンフィールの方を最終的に選択しました。つまりLEGACY B4 3.0R spec.Bです。
ショートストロークのためか低回転のあまりにプアなトルクはお世辞にも褒められません。熟成してない電制スロットルはペダルとエンジン回転のギャップがあまりに酷くスロコンを後付けしなければ思うように走れません。ステアリングもダイレクト感に乏しい…しかし、しかし、それらをまとめて帳消しにするぐらい4,000回転から上のNAらしい吹け上がり、気持ちの良さは最高でした。そしてこのエンジンを6MTで自在に操る悦びは他では味わえません。隙あらば1速でも2速でもつい高回転まで回してしまうのでいつも燃費は5、6km/L でした。
時代が変わりLEGACYも変質してしまったため、このBLEを超えると思えるクルマに出会えず、結果20年乗り続ける事となりました。
還暦を迎え、また妻とAT限定の息子が運転する事もあり、安全性や快適性を意識して昨年VBHに乗り換えました。(私にはVBHこそLEGACY B4の後継車に思えます)
遂にMTは卒業しましたが、私の青年期20年は間違いなくBLEの6MTと共にありました。
ありがとうSUBARU!ありがとうEZ30&6MT!





