使っている(使っていた?)歴史の資料集に、星形9気筒エンジンの写真が載っていました。
初めて大西洋を一人のパイロットが無着陸で飛行した記録を作った飛行機で、エンジンはライト社製R-790というエンジンです。(Rはradial engine (星形エンジン)の意味、790は、排気量790立方インチ(12.91リッター)の意味です。)
12.91リッターもあるのに、200馬力しか出ないらしいです。
今では、(クルマは)2リッター程度でも200馬力出せるので、いかにエンジンの技術が、この写真の1927年から現在までに向上したかが分かりますね(クルマとは違い、飛行機は、エンジンが止まるとすぐに命に関わるので、耐久性のためにあまり高回転まで回らないようになっているのも、低出力な理由の一つです(最高回転数が、クルマのガソリンエンジンだと6000回転以上のものが多いですが、飛行機は基本2000~3000回転です)。実際、現在のレッドブルエアレース用の飛行機のエンジンも、9リッター空冷水平対向6気筒で300馬力ほどです。)。
資料集のどこを見ているんだという感じですね(隅の方に小さく乗っていた写真でした)。ちなみに、私は、内燃機関が実用化されるずいぶん前である中世頃から(特にヨーロッパの)歴史は挫折しました(産業革命で蒸気機関が出てきた時にはやる気が少し復活しましたが)。自動車史は好きなので、やはり、人間は好きな物は簡単に覚えるのですね。
使っている(使っていた?)歴史の資料集に、星形9気筒エンジンの写真が載っていました。
初めて大西洋を一人のパイロットが無着陸で飛行した記録を作った飛行機で、エンジンはライト社製R-790というエンジンです。(Rはradial engine (星形エンジン)の意味、790は、排気量790立方インチ(12.91リッター)の意味です。)
12.91リッターもあるのに、200馬力しか出ないらしいです。
今では、(クルマは)2リッター程度でも200馬力出せるので、いかにエンジンの技術が、この写真の1927年から現在までに向上したかが分かりますね(クルマとは違い、飛行機は、エンジンが止まるとすぐに命に関わるので、耐久性のためにあまり高回転まで回らないようになっているのも、低出力な理由の一つです(最高回転数が、クルマのガソリンエンジンだと6000回転以上のものが多いですが、飛行機は基本2000~3000回転です)。実際、現在のレッドブルエアレース用の飛行機のエンジンも、9リッター空冷水平対向6気筒で300馬力ほどです。)。
資料集のどこを見ているんだという感じですね(隅の方に小さく乗っていた写真でした)。ちなみに、私は、内燃機関が実用化されるずいぶん前である中世頃から(特にヨーロッパの)歴史は挫折しました(産業革命で蒸気機関が出てきた時にはやる気が少し復活しましたが)。自動車史は好きなので、やはり、人間は好きな物は簡単に覚えるのですね。
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EJ20 9275
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03/25
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